ソーシャル・ネットワーク

振られたことから始まった。
ちょー面白い!!!
半分は主人公のキャラクターの面白さ。もう半分は、発端から和解までのスピードと青春映画としての異色さかな。ひねりの利いたセリフで字幕だけでも笑えるし、脚本(アーロン・ソーキン)がもの凄くイイ。
マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)のキャラクターが最高!
頭はいいのに相手を思い遣ることが出来なくてコミュニケーションが下手。傷つきやすくて、傷つくと攻撃性をネット(プログラム作りなど)に吐き出す。相手の気持ちを想像してみることさえできなくて、ガールフレンドのエリカ(ルーニー・マーラ)のときも、親友のエドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)のときも、思いもよらない相手の怒りに触れて心底驚き、凍りつく。その表情が寂しく哀しい。孤独や~。未熟や。青春や~~。劣等感は斯くも人をねじ曲げる。
未熟者同士ぶつかり合って、もまれ揉まれて成長していくのが青春というものではなかったかと思うのだけれど、ぶつかると即訴訟となると、いったいその友情は続くのか。エドゥアルドとのその後を知りたかった。
今後、エリカに謝ってお友達から始めるにしても、新しいガールフレンドを見つけるにしても、自分を素直に表現してコミュニケーションをステップアップしていってほしい。それとも、あの唯一彼を理解してくれた弁護士みたいな年上のお姉さんに鍛えてもらうのもいいかもしれない。
役者もよかったっし、映像も美しいし、デヴィッド・フィンチャーの演出も冴えている。マークの孤独感が伝わってくるのがよかった。特に冒頭エリカに振られた後(二人の会話、もうめちゃ面白かった)、夜の町が映って、路地やら大学の構内を走って寮に帰ってくるまでのマークをとらえたタイトルバック、素晴らしい!!!

「ソーシャル・ネットワーク」への2件のフィードバック

  1. やっと今日観てきました。ほんと良かった!!
    (たまたま『悪人』とハシゴになったんですが、外国と日本の最高傑作2本!を並べて観たような、贅沢な気分を味わいました。)
    マークのキャラクターが秀逸ですね。でもああいう若い男の子は、(あそこまでの天才じゃあないかもしれないけど)私の周囲でも見るので、なんだか親近感をもって見てました。
    「役者もよかったっし、映像も美しいし・・・(以下最後まで)」同じこと思いました!
    あのタイトル・バック、ほんとに素敵でしたね~。

  2. >同じこと思いました!
    またしても仲間ナカマ(^_^)。
    アカデミー賞の作品賞、行けそうですかね?
    『英国王のスピーチ』が失速しているらしいです。
    あ、それと、チュニジア、エジプト、リビアと政権倒しのデモはfacebookを介してのことらしいので、本当に世界を変えちゃいましたね。
    こりゃ、作品賞と監督賞は、この映画が持って行きそうですねぇ!

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