マイウェイ 12,000キロの真実

オペラ~。あれよあれよという間に話は転がり、登場人物の感情爆発、おー!そうつながるかぁと閉めもよく、ほどよい満腹感で劇場を後にした。
三つの軍服を着た日本人てフィクションかと思っていたら、事実に着想を得た話だそうで、観てみるとなるほどあり得ると思った。
また、始めは日本の軍国主義をナチスドイツみたいに悪者に仕立てた娯楽映画が出てきたかと思いながら観ていたけれど、最後まで観るとそんなスケールに収まらず、ソ連軍もドイツ軍も兵隊の退路を断って戦わせるのは同じだと描かれているうえ、主役の二人、長谷川辰雄(オダギリジョー)とキム・ジュンシク(チャン・ドンゴン)のヒューマンドラマになっていて、めでたしめでたし。サブキャラもいいし、とにかくオペラ。

長谷川辰雄をオダギリジョーが演じると、本来辰雄は軍国主義的な言動・思考には向いていないのに、周囲の環境によって軍国主義化していたように見える。12,000キロの長旅で軍国主義を脱し、ぼんやりしている姿を見ると、君の本当の姿はこれでしょー!と思わずにいられなかった。

MY WAY
監督:カン・ジェギュ
(2012/01/14 TOHOシネマズ高知8)

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