アルゴ

面白かったー!!!
ベン・アフレックって、キアヌ・リーブス系(笑)。能面演技~。(いや、最近、能面てのは無表情ではないっていうのがわかった。一時、お札の夏目漱石の両目をそれぞれ山に折って、斜め上から見ると泣き顔に、斜め下から見ると笑顔に見えるというのが流行ったけど、能面も同様に見る角度によって表情が変わることを知ったのだ。やったことない人、野口英世で試してみてください(^m^)。)・・・と、のっけから脱線したが、ベン・アフレックは好きな俳優なので、女性に振り回されるとか、うまく使ってほしい。←誰に言っているのか?(不明)

監督としての手腕は大したものだと思う。全編、どきどきハラハラ手に汗握らされた。中盤、ハリウッドで偽映画作りを画策するときは、おもしろ可笑しい演出で、これは映画人にも受けるわな(笑)。
最大の演出は、冒頭のアメリカ大使館占拠の場面にニュース映像(?)を織り交ぜたことだと思う。ニュース映像と作品のつなぎ目に同一人物と思わせる人を登場させ、ニュース映像に引き続く行動をとらせたりすることで上手く作品の中に取り込んでいた。ニュース映像と作品とで画面サイズが違うので、二種類の映像があるとわかるくらいで、もし、同じサイズだったら全部ニュース映像と思ったかもしれない。それくらい群衆の迫力や生々しさを感じさせられた。そして、この演出はラスト・クレジットに応用されて、観客は左右に並べられた現実と映画の画像を見比べて「そっくり~」「本当にあったんや~」とつぶやくことになる。

娯楽映画であってもアメリカ人の独善を感じて興ざめすることがあるけれど、これはアメリカが嫌われる理由(アメリカのパーレビ国王支援政策がイラン国民を苦境に追いやったこと)が描かれているので、一方的なアメリカ万歳映画という感じはしなかった。

ARGO
監督:ベン・アフレック
(2013/03/04 TOHOシネマズ高知3)

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