エリジウム

傑作!
地球から見たエリジウムが白く輝いているところとか、エリジウムから見た地球が青く大きいところとか、果てしなく続くスラムとか、モビルスーツ(?)を作っている工場の汚れ具合とか、とにかくビジュアルがよい。汚しがうまい。ただし、アクションもガチャガチャと汚しが効いていて(というか効き過ぎていて)、何が何やら訳がわからなかったのは私の動体視力が弱いせいだろうか?驚いたのは、えぐいシーンを直視できたことだ。平気で見れた自分にビックリした(笑)。あまりの火力に水分が飛んで、色のついた軽石みたいになっていたので大丈夫だったのかもしれない。しかし、これが魔法のような医療機械でたちどころに再生できてしまうのである(^Q^)。しかも、エリジウムは金持ち喧嘩せずというか、みんな満ち足りているので戸別にはセキュリティ対策の必要がないらしく、不法移民は防衛省(?)の迎撃さえしのげば魔法の医療機械へ簡単にたどり着けるのだ(わはは)!

お話も娯楽の王道で、主人公マックス(マット・デイモン)が、愛する幼なじみのフレイ(アリシー・ブラガ)とその娘を救うため自らを犠牲にするという涙なくして見られないもの。なぜ、マックスは自分が先に魔法の医療機械で治療してからフレイ母娘を助けないのかと思ったものの、「やっぱり主人公は死ななくちゃね」とそのヒロイズムに大満足。しかも、社会派でもない純粋娯楽作で、地球規模で現実にある「経済格差=命の格差」に対して医療という一点だけでも「斯くあれかし」と世界をリブートしたことに胸が熱くなった。

防衛相(ジョディ・フォスター)・・・・このジョディには安心した(笑)。
クルーガー(シャールト・コプリー)・・・・声がもう少し低ければよかった。

ELYSIUM
監督:ニール・ブロムカンプ
(2013/09/23 TOHOシネマズ高知2)

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