ジヌよさらば かむろば村へ

あんまり中身はないけど、面白かった。俳優がいいのだと思う。松たか子と阿部サダヲの『夢売るふたり』以来の2回目夫婦とか、ミニスカセーラーの二階堂ふみに「はぁはぁ」する松田龍平とか(笑)。

お金恐怖症の男性が田舎に移住する話は、若者がお金によらない幸せを求めて田舎を指向し始めた昨今の流行だ。テレビ番組でも田舎でビンボー暮らしみたいなのがあるし。大方がそういう気分になる潮流というのがどこかで作られているわけだけど、この作品も時流に乗った小舟の体だ。

「思いどおりにはならねども、どうにかなる」というのは「ケ・セラ・セラ」「レット・イット・ビー」と同様の人生応援詞だけど、それほどの深い意味を持たせず、ひとときのお楽しみに徹した作品だった。

監督:松尾スズキ/ロケ地:福島県
(2015/04/19 TOHOシネマズ高知2)

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