女神の見えざる手

女性キャラで、ここまでハードボイルドなのはあったかなぁ?目的のためには手段を選ばずは、是か否か。ロビイストって日本でいえば大手の広告代理店みたいな役割なのね、お金で動くとわかって勉強になった。銃規制賛成を捻りにひねったエンターテインメントにできるなんて、アメリカ映画の底力(フランス合作)。

ミス・スローン(平野ノラジェシカ・チャスティン)がクスリに依存しているって、いつどうしてバレたんだろう。ずーっと気にして見ていたが、終わってみて全てが計算ずく、自らバラしたということなのだとわかり、若干拍子抜けした。悪徳政治家を成敗するとともに自らも刑務所でクスリを絶つ一挙両得。セリフが多い作品は苦手なので、細かいところがわかってないのだろう、何か消化し切れていない感はあるものの面白かった。(釈然としないわけは、全てが計算どおりには転がらず、作戦を修正しながら結果としては思いどおりのところに持って行ったはずだと私が思っているからだろう。買春夫さんの証言だけが「想定外」なんてあり得なーい。全てが彼女の計算どおりに見える描き方が私としてはモヤッとするのだと思う。)

ミス・スローン、どうしてこんなキャラになっちゃったの?どんな悲しい過去があったの?とチラリと思いはしたが、その答えは作品の中にあった。謎を残しておくのがミソなんだそうな。そうして関心を持続させるんだって。よーし、覚えておいて、いつかこの手を使うぜ。
(2018/04/07 あたご劇場)

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