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公開終了

『ダイナソー』(予告編)
『ダイナソー』
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 感動作
『チャーリーズ・エンジェル』
『鉄道員』
『デンジャラス ビューティー』
『トイ・ストーリー2』 おすすめ!
『トラフィック』
『どら平太』 おすすめ


『ダイナソー』予告編

空を飛んだり水にもぐったり、
カメラの動き(?)が、すんばらしい!
絵はきれいだし、いろんな恐竜の豊かな表情、自然な動きもグー。
太古の昔にタイムスリップして、
その場にいるような感覚になりました。
しかも、予告編でありながら「続きが見たい!」
と思わせる物語になっていて、本編が楽しみです。
『トイ・ストーリー2』を見に行くときは、
予告編もお見逃しなく!
2000

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『ダイナソー』

猿に育てられた恐竜が、一人前になるまでのお話。
いん石の落下で住むところを追われ、
育ててくれた猿の家族や、他の恐竜と
「生命の土地」を目指し旅をします。

まる
良くも悪くもディズニー映画。
昨年の『ターザン』は、ゴリラの擬人化が
違和感なく観られたし、これまでの作品でも
ポットやティーカップが歌ったりするのは
楽しく見たのですが、今回は恐竜でしょう?
恐竜って爬虫類ですよね。爬虫類って、
私は何を考えているのかさっぱり解らないんですけど。
そんな生き物を擬人化すること(擬人化の仕方)に
多少の違和感を覚えました。
ハッキリ言って気持ち悪かったです。
(肉食恐竜は、食べることしか考えてなくて
好感が持てたけど。)
ただし、さすがはディズニーで、
予定調和的ラストに向けて、しっかり山場は作っているし、
何よりも絵と音楽がすばらしかったです。
2000

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『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品賞にあたる
パルムドールを受賞した作品ですが、
お正月にはちと暗いです。
遺伝性の眼病で視力を失いつつある母親が、
息子の目の手術のため、
こつこつ貯めたお金を盗まれて、
そのうえ・・・・というお話。
アイスランドの歌姫ビョークが主演で、音楽も担当。
ミュージカルシーンもあります。
『奇跡の海』で、魂のレベルで希望を与えてくれた
ラース・フォン・トリアー監督の作品です。

まる
あたりを見回すと賛否両論真っ二つのようですが、
激しく心を揺さ振られる作品
であることは間違いありません。

2000

宗教色の濃い『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
ご覧になってからお読みください。
ちょっとネタをばらしています。

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『チャーリーズ・エンジェル』

お色気姉ちゃんのアクションムービー(^_^)。
まる
キャメロン、スタイル抜群。カッコイー!
ルーシー、細〜い。黒似合う。
ドリュ〜、ガニ股で走られんで〜(笑)。
皆さん、アクション、ご苦労様でした。
2000

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『鉄道員』

定年間近の東映映画人の
「もういちど健さんといっしょに撮りたい。」という
念願に応えて、健さんが意を決して出演したら大ヒット。
おまけに日本アカデミー賞を総なめしちゃった。
まる
子どもの死に目にも妻の死に目にも職務から離れず、
出世とは無縁に定年まで勤め上げた実直(それとも愚直?)
な男を、健さんが演ずればこそ泣けました。
私は始めから終わりまで涙々でしたが、
これは冒頭の雪の中の汽車が素晴らしかったのと、
私まで「定年前の映画を健さんと!」という
スタッフの気持ちになってた(笑)のと、
そして、初めて思ったのですが、健さんが素晴らしい役者で、
その芝居に感動したからだと思います。
それにしても健さんの妻に大竹しのぶですか?
似合わんと思ったのは私だけ?
2000

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『デンジャラス ビューティー』

私ってブスでがさつで・・・・と
女であることを諦めたかのようなFBI捜査官が、
ミス・コンテストに潜入捜査をすることに!
ミスコンなんて可愛いだけのアホ女の集まりに
なんで私が・・・・と思っていたけれど、
これが出てみると意外に嵌まる?(笑)
しかーし、嵌まってばかりもいられない。
ミスコンの会場に爆弾魔が潜んでいるのであった!

まる

これはホンマに笑えるコメディです(^O^)。
サンドラ・ブロック、さいこー!
やっぱ、監督、プロデューサー、脚本の
主要ポストのどれかに女性がいるといいかもー!
女同士の戦いの醜いところ、
女同士の連帯の麗しいところ、
そういうところが本当に
さり気なく描かれていてよかったです。
それに外見が変っても
中身がそのままってのがいいですね〜。
いい中身まで変える必要ないよね!

まる

出演者もいいのです。
美容コンサルタントのマイケル・ケイン(^o^)。
「スタートレック」のカーク船長ことウイリアム・シャトナー。
首ながーい、背筋ピーン!ベンジャミン・ブラット。
パンフレット見てビックリ。
あれはキャンディス・バーゲンだったの!?
ぜんぜん、わからんかった〜。
というか忘れてた(^_^;。
ひとつだけ、惜しいところは、
後々まで記憶に残る印象深い
映画ならではの映像がなかったこと。
それがないとせっかくの面白い映画も
だんだん記憶が薄れていくのです。

2001/06/23

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『トイ・ストーリー2』

木製カウボーイ人形のウッディは、
なんとプレミアつきのお宝人形だったため、
一儲けをたくらむおもちゃ屋に盗まれて、さあ大変。
仲間のおもちゃは、ウッディ救出に出発!
一方、ウッディは・・・・。
大人も子どもも楽しめる、
ディズニー&ピクサー社製のアニメーションです。
まる
もうサイコー!
笑いあり涙ありの大活劇。
子どもが大人になると、お払い箱となるおもちゃの悲哀を
切なく歌い、仲間との友情を愉快に歌いあげた傑作。
タイトルロールのNG集までサービス満点。
愛しいアニメです(^o^)。
『スター・ウォーズ』ファンは必見です!
2000

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『トラフィック』

おお、渋い!
麻薬を売る人、買う人、取り締まる人の
三者をじりじりとした迫力で
サスペンス満点に描いた力作。
おもしろい!

まる

これはですね〜、メキシコの警察を含めた
麻薬組織のごちゃごちゃや、
アメリカの十代の子どもが麻薬に蝕まれている実態や、
同じくアメリカの密売人&麻薬取締局の丁々発止、
更には麻薬を取り締まることの虚しさまでも描いて
おもしろいんですが、本当の面白さは、
そんなことではないのです。
本当の面白さは、ずばり「男の涙」なのです!
いや〜、この映画の男の涙には感動しました。
そして、涙に終わらないところにも感動しました。

まる

アカデミー賞助演男優賞を獲得した
ベニチオ・デル・トロは、
助演ではなくて主演なんじゃないのかな〜?
男臭い人ですね。
しかし、同監督賞受賞のスティーブン・ソダーバーグは、
臭くない人ですね〜。
あいかわらず無臭だ(笑)。
『スターリングラード』のジャン・ジャック・アノー監督や、
『アンダー・グラウンド』のエミール・クストリッツァなどは、
体臭のある映画を撮るのですが、
ソダーバーグは体臭なしです。
だから、そつがないといった感じで、
作家としては面白味に欠けると思うのですが、
一目も二目も置かれているのですね。
私は『アウト・オブ・サイト』や『イギリスから来た男』
などを観てないからいけないのかもしれませんが。
『トラフィック』もドキュメンタリー的手法で、
場所によって色調を変えたり、
ごっちゃになりそうな話をスッキリまとめたり、
すばらしいお手並みですが、
監督自身はとても控えめな感じがします。
ああ、なんか、オリバー・ストーンが
懐かしくなってきたぞ(笑)。

2001/04/30

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『どら平太』

酒と女に目がなくて、刀を握れば敵は無し。
型破りなお奉行 "どら平太" が悪事を正す、
愉快、痛快な時代劇です。
原作は山本周五郎で、
黒澤明、木下恵介、小林正樹、市川崑の共同脚本を、
『犬神家の一族』『細雪』などの市川崑が監督しました。
当地の新聞によると、主演の役所広司は、先ごろ高知県庁に
橋本大二郎知事を尋ね、役所内の悪を正す "どら平太"
を宣伝したそうです。
そう言えば役所さんは、役所務めの経験があるのでした。
役所務めが芸名の由来になっていると聞いていましたが、
師匠の仲代達矢が「役どころ広し」と心を込めて
名づけたという説もあるようです。
まる
どら平太をはじめ悪役まで、登場人物がユーモラスで
終始ニコニコしながら見ることができました。
映像も市川監督らしく
銀色に渋く輝いていて、きれいでした。
初日に行ったら年配の方がたくさんおいでていまして、
上映後、聞き耳を立てていたら、「中村錦乃助の方が
立ち回りがうまいの〜。」という声が(^_^;。
中村錦乃助の立ち回りをよく知らないので
何ともいえませんが、私からの一言は、
「役所さん何やってもうまいの〜。」です。
2000

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