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■かるかん>デアデビル|わたしのグランパ
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デアデビル
もっとデビルになって〜!
Daredevil
監督&脚本:マーク・スティーヴン・ジョンソン
ベン・アフレック|ジェニファー・ガーナー|マイケル・クラーク・ダンカン|コリン・ファレル

面白くないことはないのですが、テンポが悪く、お金をかけているであろうに貧乏くさく、妙に真面目ぶっているかと思えば、アホらしさに笑える中途半端な映画でした。しかも、お話もいかん(と思う)のですわ。
でも、でもでも、いいんです。ベン・アフレックを見れたしぃ。うふ。ラブシーン、よかったですよ。ラブシーンの終わり方が○○○ってのも笑えたし。ああ、あんなに男前なのに、どうして間抜けに見えるの?(もう大好き。今日現在、抱きしめたい男NO.1。)間が抜けて見えるのは、あごのせいかな?そのあごだけが見えるコスチュームちゅうのも(笑)。
あと、コリン・ファレル、傑作!(^o^)地じゃないですか?(笑)
このお二人さんを見てるだけでよかったです。

●お話のいかんところ(ネタバレ)
傷のため動けず、好きな女を見殺しにしてしまったのに、そのあとバリバリに動けて敵を倒せるのは、なぜ?動けるんだったら彼女を助けろ!とツッコミを入れさせていただきました。
それから、無罪になったレイプ犯を私刑にしておいて、父と恋人を殺した宿敵を生かしておくのは、なぜ?私が勘違いしてるのかな?それとも、続編の悪役を勤めてもらうため生かしておいたということかな?

高知東宝2 2003/04/05


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わたしのグランパ
任侠残照
監督&脚本:東陽一|原作:筒井康隆
ゴダケン:菅原文太|珠子:石原さとみ|平田満|宮崎美子|波乃久里子|浅野忠信

結構深いところを突いてきて、なんとも余韻が残る映画でした。石原さとみの魅力と合わせて、一見の価値が大ありです。

困っている人を見ても見ぬ振り、礼儀知らずの若者に注意も出来ない。それは誰かとたずねたら、私のことでもありますが、実に情けない大人&世の中です。そんなところへ、弱きを助け強きをくじく任侠路線のゴダケン(菅原文太)が帰ってきました。めちゃめちゃカッコイイですね。しか〜し、やがてゴダケンの孫の珠子にもわかってくるのです。祖母が祖父を好きでも、いっしょに暮らせないわけが。

●ネタバレ感想
珠子が「グランパは死にたかったんだと思う」と言ったことは、とても大事なところだと思います。グランパのいいところは、今の世の中では失われつつある人情や義侠心を持っているところです。でも、それを貫こうとして非合法(暴力)的手段に走ってしまうのは、周囲に迷惑がかかることであり、グランパ自身もそれがよくわかっています。グランパは、妻や息子夫婦や孫娘にそのような迷惑をかけたくないはずですが、そういう生き方をやめることも出来ないでしょう。迷惑をかけたくなければ死ぬしかないのでは。珠子は、そのようなことを感じ、思春期のロマンチシズムもあって、「グランパは死にたかったんだと思う」と言ったのではないでしょうか。

東映は、相変わらずヤクザ映画を作っていますが、私はヤクザ映画は好きではなくてあまり見ません。でも、ヤクザ映画のカッコよさというのは、人情と義侠心を貫くことにあるのかな〜と思ったりしています。
ゴダケンの死は、そういうカッコよさの死であり、ヤクザ映画の死であり、人の心のよい部分の死であるように思います。その一抹の寂しさと、珠子がゴダケンのよい部分を受け継いで行ってくれそうな微かな期待とがない交ぜになって、余韻となったのかもしれません。

高知東映 2003/04/05


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