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■かるかん>69sixtynine|きょうのできごと
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69sixtynine
青春、能天気、突っ走り気分
監督:李相日(リ・サンイル)|原作:村上龍|脚本:九藤官九郎(2004年/日本/カラー/1時間53分)
ケン:妻夫木聡|アダマ:安藤正信|イワセ:金井勇太|レディ・ジェーン:太田莉菜|ケンの父:柴田恭兵|母:原日出子|担任:岸部一徳|先生:嶋田久作

タイトルバックで、つかみはオッケー!『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ばりの楽しいアニメーションでした〜。その調子で、最後まで楽しかったのですが、見終わってみると、あまり心に残る映画じゃなかったのが残念。
劣等感いっぱいの気弱なイワセのエピソードが一番よかったかな。
それと佐世保のロケーションもよかったです。夏の暑さがよく出ていたし、わけもなく燃える青春と季節が、うまくマッチしていました。
お客さんが結構入っていたのは、妻夫木効果かな?高校生パワー全開でよかったです。
私の好きな安藤君は、ちょっとお肌が疲れていて、高校を3、4年ダブってる感じ(笑)?カッコイイけど、ちょっとダサいアダマは、突っ走りケン君とのコンビネーションがよかったです。
高知東映 2004/7/11


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きょうのできごと a day on the planet
男はつらいよ
監督:行定勲|原作:柴崎友香|脚本:(2003年/日本/カラー/110分)
中沢:妻夫木聡|真紀:田中麗奈|けいと:伊藤歩|正道:柏原収史|かわち:松雄敏伸|ちよ:池脇千鶴|西山:三浦誠己|坂本:石野敦士|山田:山本太郎|壁に挟まる男:大倉孝二

うへ〜、あかん、女性陣の猫なで声&セリフの内容(池脇千鶴を除く)、イライラしました〜。方や、男性陣には、ひたすら同情です〜(笑)。

映画としては、なかなかおもしろかったです。ここまで日常にこだわった映画って、今までなかったですよね。ドラマになりそうなことでも、ドラマにはしないぞという感じ。ドラマにしないことが、この映画独自でよいところでした。そういう描き方によって、毎日、結構いろんな出来事があって、まんざら退屈でもないし、笑えるじゃんと、今日が昨日になり、明日が今日になる日常賛歌といいますか、ちょっとした生きること賛歌になっているのがよかったです。

それにほら、ひき逃げのあった交差点や、クジラといっしょにいた女の子と中沢たちの車がすれ違う交差点の景色、いいですね〜。他にもいい景色や構図があって、絵的に上手いですね。

それとキェシロフスキ的なところがあったことも書いておかなきゃ。壁に挟まった男とそれを助けようとする消防士が偶然にも同じ中学を卒業していたことや、正道たちがカニを食べに行こうと出発する頃、中沢はカニの看板見て食いたいなとつぶやいていたり、クジラを見に行こうとする中沢たちの車とクジラと別れて家路につく女の子がすれ違ったり。どこかの誰かと、何かでつながっているってことも描いていて、小粒ながら立派な作品であります。

それにしても、男はつらいね〜。この映画で、実感としてわかりました〜。

Movie Junky 県民文化ホール(グリーン) 2004/7/15


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