ホームへ
・映画情報→ ・上映中&予定 ・カレンダー ・グループ ・ピックアップ
・趣   味→ ・くりからもんもん ・鬼の対談 ・ベスト・キャラ ・かるかん
 
■かるかん>ルパン
[←もどる] [すすむ→]
   
ルパン
父を殺した犯人と財宝探しの大活劇
ARSENE LUPIN
監督:ジャン・ポール・サロメ(2004年/フランス、イタリア、スペイン、イギリス/132分)
アルセーヌ・ルパン:ロマン・デュリス|ジョセフィーヌ・カリオストロ伯爵夫人:クリスティン・スコット・トーマス|ボーマニャン:パスカル・グレゴリー|クラリス:エヴァ・グリーン

エトルタの白亜の岸壁、美しいです〜。スケール感があるし、火薬もいっぱい使われていて、主人公はよく動き、いかにも活劇、いかにも大作という感じです。しかも、おフランス〜なラブシーンがいっぱい。声のトーンとか会話のリズムが『天井桟敷の人々』みたい。場面を適度に省略して展開が速く、話に身を任せる心地よさがありました。ルパンものは読んだことがなくて、こんな話だったのかと、とても面白かったです。

そして、なんと言っても役者がそろっております。特に魔物の域に達した悪女、カリオストロ伯爵夫人を演じたクリスティン・スコット・トーマスの美と毒、たまりません〜。「三銃士」のミレディー、「危険な関係」のメルトイユ公爵夫人、ぜひ、ぜひ、やってほしいです。
タイトルロールを演じたロマン・デュリスは、若い頃のルパンは完璧。中年になってからのルパンは、ちと荷が重すぎたか、やはり若いとしか思えませんでした。それでも身のこなしがシャープで(吹替えかもしれませんが)、活劇を背負ってたいしたもの。変装姿はチャーミングだし。
クラリス役のエヴァ・グリーンは、若いっていいな。
謎の男ボーマニャンのパスカル・グレゴリーは、あいかわらずいい男で、よかったよかった。

高知東宝会館3 2005/10/14


  [うえ↑]
ホームサイトマップサイト内検索リンク自由|byお茶屋(連絡先)