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■ひきだし美術展>レンブラントとその弟子



カプチン派修道士の姿をしたティテュス
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昨年の12月に国立西洋美術館で見てきました。レンブラントが息子のティテュスを描いた絵を見たのは、これで3枚目です。どれもよかったですが、もう何年も前に高知県立美術館で見たもっと幼い頃の「勉強をするティテュス」がなんとも知れずよかったな〜。もちろん、こちらもとてもよいです。

それにしても、レンブラントほど印刷と実物の違いの大きい絵はありませんね〜。上の絵はどうしてこんなに明るく写っちゃうの?本物は、こちら側に向って暗闇が立ちこめてくるんですよ。闇の中でこの絵と二人っきりという感じがしていいんですよぉ。

この美術展では、思いのほかレンブラントがたくさんあって、特に版画の数が半端ではありませんでした。しかし、残念ながら、たくさんの人出で酔ってしまいそうで、じっくり見ることが出来ませんでした。版画は、小さい割りに情報量が多いし、作品の保護のため照明が暗くて見にくいので、見るのに時間がかかるんです。数の多さが恨めしかったです(笑)。

もう一つ残念だったのは、レンブラントと弟子が同じ題材を同じように描いた二つの絵を見比べて、どっちがレンブラントか当てっこしようと意気込んでいましたが、そんな遊びが出来たのは一組だけだったことです。(どっちがレンブラントか当たりました(Vサイン)。)
もっとも、長らくレンブラントの作品と思われていたけれど、近年、弟子のものだとわかった肖像画については、もし、その絵がレンブラントの描いた同じ絵と並んでいたとしても、当てることなんで到底無理ですよね。

ティテュスの他には、モーゼを描いた絵がお気に入りでした。絵ハガキを買いましたが、友達に送ったので、ここに画像を載せられなくて残念です。
  • カプチン派修道士の姿をしたティテュス
2004/2/29 up
 


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