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3月6日(土)に行って来ました。大変おもしろかったです。
手足を極端に引き伸ばした人体像を見て、レームブルック(1881-1919)って法隆寺の百済観音の作者の生まれ変わり?と思ったりしました。 でも、ブロンズなのに肌の温もりが伝わってくるような柔らかさは、百済観音とは違いますし、また、ロダンの像が峻厳で近寄り難い感じがするのともずいぶん違います。 幼い子どものレリーフのふっくらした感じは薔薇色を思わせ、老炭坑夫の肉体のたるみ具合は、かつては鋼のような筋肉であったろうと思わせ、どの作品もひとつひとつが味わい深いです。 一番好きな像は、「振り向く女」なのですが、チラシに画像がなくて残念。 チラシの表は「考える男の頭部」で、うえの画像がそれですが、印刷物や画像で見るのと違って、実物はたいへん怖かったです。(思わず「こわ〜」とつぶやいたくらい。) 胸元にある拳(と言ってもそんなに握り締めているわけではないです)が、異様なんですよぉ。肩のところまでで、腕は省略してあるのに、突如として胸に拳が・・・。なんか、苦しさが伝わってくるようでした。
2004/3/20 up |
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