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■ひきだし美術展>幻のジャクリーヌ・コレクション ピカソ展



ピカソ
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4月11日(日)に県立美術館で見てきました。混雑するかと思っていたら、意外とゆっくり見れてよかった、よかった。やっぱり、田舎はいいなあ!(笑)

とにかくピカソの絵は、力強い。半端じゃないパワーが漲っていました。とても面白い展覧会でした。

今回、立体作品がぼちぼちあって、正面から見た顔と横から見た顔が違うのが楽しかったです。おそらくピカソも、その違いを楽しみながら作っていったのではないでしょうか。
これらの立体作品を見たことにより、ピカソが絵画でモデルをいろんな角度から見た形をはぎ合わせているのは、平面のうえで立体を作ってみたかったのかもねと思ったことでした。そして、「それがキュビズムなのか!」と気づきました・・・・って見当違いかも。今もって「キュビズムって何?」ですもん。

一筆書きの絵を見ては、「ピカソ、寄席で紙切りの芸ができるぞ」と思ったり。「ミノタウロスと裸婦」の絵は、えらい色っぽかった〜。ユーモラスな絵もあったし、辛辣な絵もあったし。
「帽子と毛皮の襟をつけた女」は、一目見て「美っ人〜!」と思いました。印刷では決してそうは思えませんでしたが、実物は燦然と輝いているのです。

ジャクリーヌを描いたものは何枚かありましたが、どれもよかったです。憂いがあって、絵の中のジャクリーヌを私は好きになりました。
  • 椅子に座るジャクリーヌ(1964)油彩/カンバス/194.7×130cm
  • 帽子と毛皮の襟をつけた女(1937)油彩/カンバス/61×50cm
2004/4/30 up
 
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ピカソ


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