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■くりからもんもん>2005年覚書



2005年は、111本を観ておりました。もっと抑えるつもりでしたが、これくらいが丁度かも。
下記のハートマークハート印は、私のベストテンです。「これは好き!」というのを基準に選びました。順位はありません。5本はすぐ決まりましたが、あとの5本は「えい、やっ!」で決めました。

ベストテンに入れるかどうかで迷った作品。『香港国際警察 NEW POLICE STORY』『コーラス』『ミリオンダラー・ベイビー』『電車男』『アイランド』『バッド・エデュケーション』『Dear フランキー』『やさしくキスをして』『ALWAYS 三丁目の夕日』『WEEKEND BLUES』『キング・コング』line

●東京タワー
松本潤くんの色香に迷う。

●ネバーランド
衣装、しっとりした緑の公園、礼儀正しさ。この時代のイギリスって好みだ。

●ル・ディヴォース パリに恋して
若きアメリカ人ケイト・ハドソンが、「危険な関係」の国で恋愛体験学習。久々のマシュー・モディンは変な役。

●トスカーナの休日
『ローマの休日』ではない、庶民の休日にほのぼの。(でも、庶民は、傷心旅行先で不動産の衝動買いは出来ませんからー。)

●ドリーマーズハート印
いつまでも夢(映画、若さ)の中ではいられない。その悲哀が余韻となって切ない青春映画。

●純愛中毒
始めコメディ、中オカルト、最後の最後は純愛もの。

●レイクサイド・マーダーケース
湖を辷って行く死体のイメージ映像が素晴らしい。

●アレキサンダーハート印
今度見るときは、太ももに注目したい。

●ローレライ
なんじゃこりゃな秘密兵器よりも、映画らしい演出になっていないのが残念。(例:出撃までのカウントダウンを字幕で出してもサスペンスにはならない。)

●ナショナル・トレジャー
どこか憎めないショーン・ビーンの悪役がグッド。

●インファナル・アフェア 終極無間
トニー・レオン〜!無間序曲(第二作)は、一番スケール感があって、おじ様キャラが全員ブラボーでしたが、私は第一作が一番好き。そして、この第三作目もT・レオンがいっぱい出てくるので好き好き〜!そして、私好みではないけれど、アンディ・ラウ、よかったですね〜。善、地位、名誉を希求し、過去の自分を消し去り、T・レオンに同化しようとするが、網に掛かって逃れられない。追い詰められて壊れていく姿が哀しい。

●香港国際警察 NEW POLICE STORY
年をとって深みが増して、ジャキー・チェン健在!

●コンスタンティンハート印
天使ガブリエル、悪魔サタン、サイコー!

●真夜中の弥次さん喜多さん
二人のキャラや様々な宿に大笑い。先が読めず、奇想天外とはこのことよ。三途の川の源流が現世とつながっているとは(唸)。

●海を飛ぶ夢
尊厳死について、様々な立場から余すところなく語られた作品。ハビエル・バルデム、35歳とは思えぬ名演。

●ヴィタール
交通事故で生き残ったものの生きている実感が湧かず、精神的に生死の境にいる浅野忠信。亡き恋人との思い出は、彼を死の世界へ誘う。しかし、解剖実習で恋人の死体が彼に巡ってきてからは、恋人の死と自分の生を実感できるようになり、恋人の死を受け入れる「喪の仕事」が終わって、映画は幕となる。描写は不健全な匂いがするが、描かれた内容は意外に真っ当だ。塚本晋也、健全なり。

●レモニー・スニケットの世にも不幸な物語
ジム・キャリーの七変化(拍手〜!)。主人公の女の子、可愛い。メリル・ストリープ、傑作(笑)!

●ハルウララ
話は面白くない、映像は美しくない。ハルウララ、ゆっくり休んでくださいね。

●エターナル・サンシャイン
受けのジム・キャリー、可愛くて、ときめき〜!(しまった。萌え〜と言うべきだった。)

●クスノキの匂い、ジャスミンの香り
爆睡。

●ホルシッド船長
熟睡。

●ボイコット
記憶の彼方。(捕り物アクション、カーアクション、夫婦愛、信念論争、揺らぐアイデンティティと内容が盛りだくさん。)

●スーパーサイズ・ミー
上映翌日、帯屋町のマクドナルドは、ガラガラだったそうな。本当?

●キングダム・オブ・ヘブンハート印
エルサレムの城壁での攻防戦は圧巻。銀色仮面の王が、いろっぽ〜い。

●コーラス
小心者、独身、挫折経験者。体形や表情は朗らかながら、孤独な先生の詫び寂びが心に沁みる。戦災孤児となった少年との結末が微笑ましい。

●ミリオンダラー・ベイビー
セピア色の映像。心の琴線に触れる音楽。モーガン・フリーマンの語り。郷愁の娯楽作。

●電車男
高架を走る電車、秋葉原のネオン、ホームに並んだネットの仲間。映画的美しさがあるので好き。

●甘い人生
最初と最後の禅問答もどきの効果抜群。イ・ビョンホン、がんばった!

●バタフライ・エフェクトハート印
鼻血〜〜。

●帰郷
西島秀俊と片岡礼子が、はまり役のうえ、風景の切り取り方がいいし、画面に風や空気が感じられるため、印象に残るシーンがたくさんある。

●エレニの旅ハート印
スケールの大きさ、美しさ、庶民の悲劇。

●イブラヒムおじさんとコーランの花たち
16歳の少年が自由を知る。

●モーターサイクル・ダイアリーズ
世間を知った若者の決意が、また若者らしく心強い。

●リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
正直者がバカを見る世の中を批判したいのはわかるが、主人公の正直者を偏執狂のごとく描いては共感できない。

●オープン・ウォーター
めちゃめちゃ怖かったー。しかし、海に出るまでの長い描写は何のため?伏線になってないじゃん。

●宇宙戦争ハート印
圧倒的な映像。怖さの演出の完璧さ。とほほなラスト。すべて好き。

●ユリイカ
宮崎あおい〜(かわいい)。

●姑獲島の夏
土塀のシーンが多すぎ。何もかもコケオドシに感じられた私は損な観客だった。主人公のキャラは、ホームズを念頭に置いて作られたものにちがいにゃい!

●HINOKIO
HINOKIOの動きだけでも一見の価値あり。話も子どもたちが、バーチャルとリアルの間で揺れ動くというもので、おもしろい。現実も仮想世界もそれぞれに花を持たせているのは、作り手が仮想世界を好きだからだと思う。

●鋼の錬金術師
エルリック兄弟は、弟の身体がない方がいいな。

●亡国のイージス
俳優がよかった。特に中井貴一くん。

●ハービー 機械じかけのキューピッド
マイケル・キートン、かっこいいー!年に一度はお目にかかりたい。

●奥様は魔女
ニコール・キッドマン適役。

●カナリア
昔、炭鉱で有毒ガスの有無を調べるためにカナリアが犠牲になっていた。現代日本の有毒ガスが、子どもたちを直撃する。痛みが残る作品。

●帝都物語
『姑獲島の夏』より面白かった。だけど、長かった。

●雨月物語
昔の作品なのに、まったく古くない。幽霊物語の中に戦乱の世や、人間の欲などが、くっきりと描かれている。

●サマリア
娘はともかく、父親、しっかりしろ。人間の正しいとはいえない行いを、えぐぐ、かつ、肯定的に描かれると、後味悪いことこのうえなし。

●藍色夏恋
女の子って、理解できなぁ〜い。四十路には 少女は遠くなりにしか

●ドラッグストア・ガール
あのスポーツの名前を覚えておきたかったが、忘れた…。話は意外にもよく覚えている。俳優がよかったのか。

●シンデレラ・マンハート印
ボクシング場面の迫力。どん底暮らしの描写。家族愛。父の誇り。マネージャー。

●リンダ・リンダ・リンダ
少女たちの内面の掘り込みは浅いが、青春の気分がよく出ている。ペ・ドゥナは、素晴らしい!爆笑1回と、小笑を無数にくれた。

●チャーリーとチョコレート工場
二組の祖父母が大好き。

●アイ・アム・デビッド
ふと、目が覚めると周りの観客が泣いていた!一番、肝心なところで睡魔に襲われたようだ。どんでん返しも鮮やかで佳作だと思う。ジム・カヴィーゼル、石鹸が似合う男。←(違)

●ビヨンド・the・シー
ボビー・ダーリンに対する敬愛が伝わってくる。ケビン・スペイシー、何をやっても上手い。

●釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった
今年は長崎。尾崎紀世彦、適役。テレビ「悪魔のようなあいつ」のときから役者だったのね。

●Dear フランキー
見た後、本当にやさしくなれる。予告編で「わかった」と思ったけど、わかってなかった。フランキーの魅力にノックアウトされた。

●蝉しぐれ
恋愛の部分より、友情の部分がよかった。ふかわりょう、ブレイク?

●村の写真集
いい景色を見せてもらった。息子の恋人が、ハッキリきっぱり、爽やかで、いいキャラクター。

●ウイスキー
退屈。

●ヒトラー 最期の12日間
生存本能をなくした人たちに唖然。首領が死んでも戦争は続くことに呆然。普通の人も狂うことに恐怖を感じた。

●メゾン・ド・ヒミコ
柴咲コウ、オダギリジョー、田中泯にブラボー。

●やさしくキスをして
主役の男性の美しさに見とれた〜。

●エイプリルの七面鳥
母ちゃん、いい根性してるね(笑)!似たもの同士は、諍い、和解する。母ちゃんも娘も配偶者や恋人に恵まれている。あなた方は運がいい!

●五線譜のラブレター
私にとっては、ケビン・クラインとアシュレイ・ジャドのスター映画。拍手。

●亀は意外と速く泳ぐ
人生は、そこそこでいい!そこそこを味わうのだ。どうってことのない小さな発見が、人生を豊かにする(こともある)。

●コープス・ブライド
ミュージカル仕立てなところが好き。

●理想の女ハート印
私は、こういうコメディが本当に好きなんだなー。いいセリフがいっぱい。理想の男性は、女性を見る目がある。蔑まれていた女性が幸せになる結末にうるっときた。

●WEEKEND BLUES
女に痛い目にあわされた男の恨み節は、作品に昇華され、まさにブルースというにふさわしい哀歌になった。内田けんじ監督入魂の犯罪コメディ。傑作!

●運命じゃない人ハート印
『WEEKEND BLUES』を洗練すると『運命じゃない人』になったという感じ。ビリー・ワイルダーかジム・ジャームッシュか、というくらい素晴らしい脚本を日本語で味わえる幸せよ。正直者がバカを見る世の中に対して、おしゃれにモノ申す犯罪コメディ。

●MAZE〜南風〜
高知の風景が美しく撮れている。男も女もまさに高知〜。酒癖が悪いのも〜(笑)。

●ハリー・ポッターと炎のゴブレット
「あの人」を演じたあの人の指をご覧になりまして?白魚のような指!爪が長いと白魚のような指に見えるのかしら?

●ライフ・イズ・ミラクル
異様なハイテンションと圧倒的パワーにへとへと。父子の仲のよさにほのぼの。ラストの父の泣き笑いに、もらい泣き。

2006/01/03


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