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■くりからもんもん>血液コレクション



美男と鼻血
地球に落ちて来た男
(1976)
デヴィッド・ボウイ

役名=ニュートン
ボウイ扮する宇宙人が初めてエレベータに乗り鼻血を出して倒れる。ホテルのメイドが彼を抱え部屋まで運び介抱する。
<有効>
か弱さを強調。
王手
加藤雅也
メガネをかけて色白で見るからに弱々しい加藤。真剣勝負に鼻血が一筋流れる。
<技あり>
淡々と勝負していながら、頭の中は沸騰していたのね。
インドシナ
(1992)
ヴァンサン・ペレーズ

役名=ジャン・バチスト
美女カトリーヌ・ドヌーブと出遭い、あまりの美しさに興奮したのか体質なのか鼻血を出す。
<有効>
ドヌーブに介抱してもらい功を奏す。
サンタ・サングレ 聖なる血
(1989)
アクセル・ホドロフスキー

役名=フェニックス
全裸で多量の血を流しながら這いつくばるフェニックス。
<一本!>
衝撃度、痛々しさ、美しさにおいて満点。
JM
(1995)
キアヌ・リーブス

役名=ジョニー・ネモニック
情報の運び屋、ジョニー。容量を超える情報を頭にインプットしたためドロッとした鼻血を出す。容量オーバーは、命が危うくなるということだが・・・・。
<教育的指
導>

生命の危機には全く見えず。能面演技を改めるべし。
ギルバート・グレイプ
(1993)
レオナルド・ディカプリオ

役名=アニー
兄(ジョニー・デップ)に殴られ鼻血を出す。驚きと痛さのあまり鼻血を拭くことすらできず、乾いて鼻の下にこびりついている。
<有効>
パニック状態が不憫。
また、兄との関係がよくわかる。
クロコダイルの涙
(2000)
ジュード・ロウ
血液不足か、死にかけているせいかよくわからないのだが、洗面所で耳から血を流す。鏡を見て血だと認識し冷静に手でぬぐう。
<警告>
耳から血を出すとは反則だ。
ラブラブ・ハーベイ
最後の誘惑
(1988)
ウィレム・デフォー

役名=イエス・キリスト
神殿をもの売りの場にしているのを怒ったイエスは、売り物などを投げつけ蹴りのけ、祭壇に立ち両腕を広げたとき、開いた手のひらから一筋の血が流れる。恐ろしくなったイエスは、ユダ(ハーベイ・カイテル)に助けを求める。
<一本>
いや、もう、ユダが頼りなんです〜。
(少量の血のりで効果絶大。)
レザボア・ドッグズ
(1991)
ティム・ロス

役名=Mr.オレンジ
血で滑りながら苦しむMr.オレンジ。Mr.ホワイト(ハーベイ・カイテル)に助けを求める。
<有効>
いや、もう、ホワイトが頼りなんです〜。
掃除がたいへん
フェティッシュ
(1996)
殺人の被害者
ものごころついた時から人の死に取りつかれている主人公ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)。殺人現場専門の掃除婦となって、血のりを掃除する。
<有効>
血の臭いがしそう。
ケープ・フィアー
(1991)
家政婦
ジュシカ・ラング、ニック・ノルティーの夫婦と娘ジュリエット・ルイスが暮らす家の家政婦が血の海に倒れていた。
<技あり>
量といい、色といい、本物みたい。
シャイニング(1980)
不明
冬のオーバー・ルック・ホテル。エレベーターから怒涛のように流れ出る血。
<一本>
量と動きに圧倒される。
掃除は不可能。
その他
霧の中の風景
(1988)
少女
父を探してドイツに向う幼い姉弟。姉はトラックの幌がかぶせてある荷台で強姦される。幌から出た彼女は出血している。
<有効>
やりきれない。
カノン
(2000)
主人公の娘
父親は銃で娘を撃った。大きく見開かれた目。息をするたび、ドクドクと頚動脈からあふれ出る血。
<技あり>
息をするたびにというのがにゃんとも。
ドラキュラ
(1992)
不明
十字架をつたって流れる血。
<注意>
薄い!もっと濃い血を。
詩人の血
(1930)
詩人(?)
ピストルで撃ったこめかみから流れる血が、横になった顔をつたい見開いた目に入る。
<技あり>
白黒映画にもかかわらず、真っ赤に感じられた。
協力者:KUMONOSのシューテツさん



 
●きっかけ

このコレクションを披露しようと思ったのは、昨年11月にゴダールの『映画史』を観たことがきっかけになっています。
タイトルこそ『映画史』と大上段に構えていますが、何のことはないゴダールのコレクションのお披露目なんですね。しかし、さすがゴダールでありまして、コレクションの整理の仕方及び見せ方は、項目別にわけたり、絵画とオーバーラップさせたりと映画的で大したものでした。この『映画史』コレクションを観ると、ゴダールがまごうことなき映画狂であることが実感できて愛しくなります。それまでは、あまり好きじゃなかったのですが(笑)。


●整理の仕方

「血液コレクション」は、ゴダールの整理の仕方に優るとも劣らない(笑)雑誌「プレミア」をちょっと真似して表にしました。(「プレミア」は、2、3年前から購読しているお気に入りの雑誌です。)
表の項目は、左から「映画の題名」「血液の主」「血が出たときの状況」「私の個人的な評価」となっております。
なお、『キャリー』という大物血液映画が抜けていますが、それはカットされているであろうテレビ放映でしか観たことがないからです。一応は、スクリーンやビデオでノーカットで観たものに限りました。


●協力者について

5月にシューテツさんとお会いしたとき、「血」が印象に残っている映画をお聴きすると1本あげてくださいました。上記には、その1本が入っています。さて、どれでしょう!?(^_^)

2001/07/08
  [うえ↑]



 
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