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■ひきだしバレエ(ダンス)覚書>リーズの結婚[全二幕三場](2004)


 
先月、体調を崩したため「グランディーバ・バレエ」のチケットを無駄にしたのが悔しくて、「リーズの結婚」を見てきました。一の宮咲子バレエ研究所30周年記念公演だそうです。配役等は下記の表をご覧ください。

お話は、娘には友人公認の恋人がいるのに、母は娘のためを思って大反対。金持ちの息子を娘の結婚相手にしようとしますが・・・・というコメディで、なかなか楽しいひとときでした。
振付が音楽にピッタリだし、演出も変化に富んで飽きさせず、母シモーヌ役のダンサーが芸達者で盛りあがったし、観客席の小さいお子様の静かな鑑賞ぶりに感心したし、満足満足。

主役のお二人は、丁寧な踊りぶりでした。場の空気が変わるようなオーラはありませんでしたが、リーズとコーラは、白鳥でも王子でもなく平凡な若者なので、好感が持てる踊りぶりなら上々だと思いました。
金持ち息子のアランが浮世ばなれした人で、考える能力や生活能力に欠けるというか、メルヘンチックなおバカさんに見えました。それでも文句はありませんが、私は、今度「リーズの結婚」を見るときは、あそこまで戯画化しないアランを見てみたいです。ガチャガチャしたおもろいキャラは、リーズの母シモーヌや金持ちパパのトーマスがいるから十分なので、しっとりとした夢追い人のアランで、幕切れに叙情性を醸し出したやつを見てみたいと思いました。

ところで、バレエ研究所は、やはり女性が多いのですね。男性キャストは、ほとんどゲストダンサーですものね。その中にあって、村人を演じた一番小さい男の子が、とても印象に残っています。表現力があるし、何よりも音楽によく乗っていました。目が吸い寄せられました。5、6年後にはローザンヌのコンクールに出場するかも〜!?名前、覚えちょくきねー。




 
■一の宮咲子バレエ研究所30周年記念公演 リーズの結婚[全二幕三場]

2004年6月18日(金)18:30〜20:30 高知市文化プラザかるぽーと
振付、演出:望月則彦
リーズ 一の宮英里子
コーラ 山本隆之(新国立劇場バレエ団)
シモーヌ(リーズの母) 岩本正治(岡本バレエ団)
アラン 石井竜一(フリー)
トーマス(アランの父) 野村泰久(望月則彦バレエスタジオ、野村泰久クラシックバレエスクール)
公証人 川村慎二(劇団ゆまにて)
リーズの友人(4人)、コーラの友人(ゲストダンサー4人)、村娘、村人


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