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■ひきだし>バレエ(ダンス)覚書>キエフ・バレエ「くるみ割り人形」(2007) |
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キエフ・バレエ(ウクライナ国立バレエ)の皆さんが、やってきて「くるみ割り人形(全幕)」を踊ってくれました。とっても楽しかったです。「くるみ」で感動するとは思っていませんでしたが、やはり生の舞台はいいですね。踊りまくるという演出、上手なダンサー、そして、ドラマチック・チャイコフスキー(オーケストラ)のおかげで胸がいっぱいになりました。配役は下の表をご覧ください。
まず、シュターバウム家へ赴く人々が、既に踊っています。下手から上手へ向かって数組の親子が順番に歩いていくのですが、子どもたちは、つま先でピコピコピコとバレエ歩きです。飛んだり跳ねたり、両親に戯れたり、楽しそう。
気になったのは時計でした。始めから12時を差しているのは、いただけませんねぇ。ウクライナ人はおおらかだなあ。
そして、第1幕のフィナーレは、魔法の森の雪の舞。群舞の皆さん元気がよかったので、もう少したおやかでも・・・と思いはしましたが、よく揃っていてきれいでした。皆上手で、ちょっと東京バレエ団を思い出しました。
第2幕は、東洋の人形の田北志のぶに、うっとり〜。見惚れました。この方は写真で見ると、頭が大きくアンバランスなスタイルに見えることがあったのですが、写真は真実を写しませんね。頭は大きくなかったです。バランスの取れた身体でした。
フランス人形は、二人がくっついたまま踊ります。これも可愛いー。
いや〜、クララのナタリヤ・ドムラチョワは可愛いし、踊りもきれい、腕の表情、柔らか〜。王子のセルギイ・シドルスキーも上手だし、この人のリフト(&サポート)のおかげで女性ダンサーが、更によく見えました。だから、特にアダージョとコーダがよかったです。 |
2008/1/3 |
■キエフ・バレエ「くるみ割り人形」 2007年12月16日(日)15:00〜17:20 高知県立県民文化ホール(オレンジ) 音楽:チャイコフスキー|原振付:マリウス・プティパ|振付、演出:ワレーリー・コフトゥン|指揮者:ヴォロディミル・コジュハル|演奏:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 |
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クララ | ナタリヤ・ドムラチョワ |
王子 | セルギイ・シドルスキー |
ドロッセルマイヤー | コスチャンチン・ポジャルニツキー |
フリッツ | スヴィトラーナ・ミクリャエワ |
ねずみの王様 | イーゴリ・ブリチョフ |
くるみ割り人形 | マリヤ・トゥカレンコ |
サラセン人 | オリガ・キフィヤク ルスラン・ベンツィアノフ |
コロンビーヌ | テチヤナ・ロゾワ |
アレルキン | 菅野英男 |
シュターバウム | オレグ・トカリ |
シュターバウム夫人 | リュドミーラ・メーリニク |
人形たち | |
スペイン | ユリヤ・トランダシル オレクシイ・コワレンコ |
東洋 | 田北志のぶ ワーニャ・ヤン |
中国 | オリガ・キフィヤク 菅野英男 |
ロシア | ヴィクトリヤ・メジャク ルスラン・ベンツィアノフ |
フランス | テチヤナ・ロゾワ コスチャンチン・ポジャルニツキー |
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