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| こんにちは。 掲示板閉鎖中(大変ですね)とのことなのでこちらに送ります。 今年上半期に見た映画で印象に残った物をまとめてみました。
まずは「ヘルプ」。 人種差別という重いテーマを扱っていながらユーモアが効いてて楽しめた。 こういう映画がちゃんとヒットするというのがアメリカの良い所。 DVDで見た「グレート・ディベーター 栄光の教室」というのも人種差別がテーマでこちらはもう少し内容がハード。 正直言うとツタヤで借りて、見たのは返却日当日。危うく見ないで返す所だった。 テーマは重いんだけど、どちらの作品もちゃんとエンタテインメントとして昇華されているのが見事。
深夜にテレビ放送していた「マイ・ブルーベリー・ナイツ」が良かった。 ヒット作や話題作はジャンルを問わず見るようにしてるけど、なぜかこれは漏れてた。 恋愛映画なんだけどロードムービー仕立てで、しかも主人公の女性が1人で旅をするというのが斬新。 特にギャンブラー父娘のエピソードが秀逸で心に沁みた。 「ビフォア・サンライズ」やこの映画のように今までに無いタイプの恋愛映画を見ると監督のセンスを感じる。
で今年上半期で一番良かったのは「宇宙人ポール」。 SFとコメディはどちらも好きなジャンルで、そのあわせ技の宇宙人ポールは見る前からすごく楽しみにしていた。 そしてその期待を全く裏切らなかった。 ポールはすごく下品な奴なんだけど、今まで宇宙人というと一万年先を見通す超知性的存在か、隙あらば食ってやろうという超野蛮な存在のどちらか。 ポールのように美醜併せ持つ存在は初めてだと思う。 そういう意味では宇宙人が初めて人格を持った記念碑的作品とも言えるのでは。 というか何度でも見たい面白映画で、きっとツタヤでも借りるでしょう。 では、また。 |