ベートーヴェン弦楽四重奏第2番

わーい、これいいなぁ!
全楽章、キャッチーなメロディ。第2楽章のアダージョなんか、うっとり~。・・・してたら、急にテンポが速くなって(笑)。第3楽章は追いかけっこしてみたり。そして、最終楽章が盛りあがる盛りあがるぅ!思わず続けて2回目行ってしまった。
また、演奏が、まろやか~、ふくよか~。とがったところがなくて、屋久島で飲んだ軟水を思い出した。それに音響がとてもいい場所で録音されているようで、聴いている間はどっかの聖堂で演奏している4人組が脳内映写されていた。

昨年、弦楽四重奏の全集をいただき、どれから聴こうと思ったとき、初めて聴いたのが13番だから後期の作品から聴いてみようと思っていたのが、年が明けたら気が変わった。新年には初期の作品がふさわしいのではないかと。やはり!ふさわしかった(^_^)。(サンキュー、TAOさん。)

ところで、テレビ番組などでストラディバリと近年製造されたバイオリンの聞き比べをするとき(そういうのが何度かあったのだが)、私は必ずストラディバリじゃない方を「ぜったい、こっち!」と宣言してしまい、当てたためしがない。ということは、ストラディバリではないと思った方をストラディバリだと言えば当たるということだろうか(?)。

ジェリーフィッシュ

90年代のCDを引っ張り出して帰宅途上のマイカーで聞いている。ジェリーフィッシュはkanagon師匠に連れられて大阪のライブにも行った。ピンクレディの曲を演奏したりして大受けだった。(解散後、メンバーの一人エリック・ドーヴァーが、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュその他とバンドを組んでやってきた。このときもkanagon師匠とスラッシュ命の友だちと大阪に駆けつけた。)ジェリーフィッシュの心臓部、アンディ・スターマーとロジャー・マニングは、いまごろどこでどうしているのやら。2枚のアルバムは名曲ぞろい。ビートルズかクィーンか(笑)。こぶしの利いたヴォーカルもいいし、「言葉って、過ぎてしまったり足りなかったり」なんていう歌詞を若くして書けるなんてと当時感心した覚えがある。今、聞いているのはアルバムじゃなくてデモ版。これでデモ?というくらい出来上がっちゃっている。デモ版数曲のうち(どれもポップでいい曲なんだけど)、名曲と思うのが「ニューミステイク」と「ザ・マン・アイ・ユース・トゥ・ビー」だ。特に後者は好きなので検索してみた。お茶屋の妄想訳とともにお楽しみください。

Jellyfish – The Man I Used To Be.wmv(youtube)

覚えているかい、お前のパパだよ
水兵帽に汚れた爪
暖炉のうえの写真でしか知らないかもしれないが
果敢に戦うことを選んだ男さ
やがて間違いとわかるのだけれど

戦いに明け暮れ
おまえを見守る影となった
パパは今でも愛しているよ
そうとも

お前が瞬く間に大きくなって
パパそっくりになってしまうとは
それがこれほどつらいとは
思ってもみなかった
だけど、お前だったら気づくはず
家族が海で遭難したとき、
いくつ勲章があったって、何の役に立つだろう

お前に手を伸ばし
触れそうになったどの瞬間も
ほんとうに大事にしているよ
それなのに少しずつ消えてゆき
なくなるのは確実だ

戦いに明け暮れ
君を見守る影となった
パパは今も君を愛している
そうだ、そうだとも

I hope you remember me, I was your daddy once,
Wearing a sailor cap and dirty nails
To you I’m just a picture on your mother’s mantlepiece
who chose to fight the good fight in time to fail

into battle
and in your shadow
your daddy loves you still
yes i do

I never thought it’d be so hard to see you grow so fast
and turn into the man I used to be
but I hope you have more sense than I in matters such as these
medals don’t mean shit when a family is lost at sea

I save every moment I’ve reached out and almost touched you
but they all fade away must be a bad memory