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■かるかん>リターナー|インソムニア
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リターナー
ターミネーター+E.T.+マトリックス
監督:山崎貴
ミヤモト:金城武|ミリ:鈴木杏|溝口:岸谷五朗|樹木希林

おもしろかったー!『ジュブナイル』と感じが似ていると思ったら、同じ監督の作品だそうです。もっと省略してテンポよくしたらよいと思われる場面がいくつかありましたが、役者の魅力と細部の描きこみのすばらしさとユーモアで上出来の娯楽作になったと思います。
ミリ役の鈴木杏の声がいいですね〜。白目の輝きもまぶしい!
金城武は痩せすぎで首が長い!鈴木杏とのやりとりは微笑ましくて、このコンビでもっと見ていたいと思いました。
おしいのは、悪役岸谷五朗。とても頑張っていたけれど、プッツン度が足りなくて、ちっとも怖くないのが残念でした。
お話は、いままで見聞きしてきた作品をつぎはぎしたようで独自性は感じられず、「実は・・・・」という真相部分に一工夫ほしかったところですが、それでも充分楽しませてもらいました。

高知東宝3 2002/09/13


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インソムニア
不眠症の刑事が白夜のアラスカで殺人犯を追う、意識もうろうサスペンス
INSOMNIA
監督:クリストファー・ノーラン
アル・パチーノ|ヒラリー・スワンク|マーティン・ドノバン|ロビン・ウィリアムズ

冒頭の氷の山を下に見て飛行機が飛んで行くシーンからつかみはオッケー。オーソドックスな導入部ですが、地球上にこんな景色もあったのかと引きこまれます。
派手なアクションシーンはないけれど、抜群の心理サスペンスになっていて、パチーノ刑事が相棒の刑事と話をするところ、高校生を尋問するところ、若手警官スワンクへの助言するところ等は見所となっているし、殺人犯との丁丁発止のやりとりは最高の見せ場でドキドキしました。
また、パチーノ刑事は、なぜ、内部査察におびえるのか。一体どんな不正を働いたのか、もし、不正を働いたのならとんでもない悪徳刑事だから、自分の秘密を握った殺人犯を殺すことも辞さないかもしれないと思うと、さらにドキドキ。
この刑事のカッコ悪いけどカッコイイ(カッコイイけどカッコ悪い?)人物造形がきっちりできていて、アル・パチーノの独壇場と言っていいでしょう。
『メメント』のような才気煥発の作品を作るかと思えば、心理サスペンスを堂々と演出できるクリストファー・ノーラン監督。たいしたものですね。

高知松竹ピカデリー 2002/09/13


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