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■かるかん>飛ぶ教室|コールド・マウンテン |
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飛ぶ教室 だいたい原作どおりらしい? |
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Das Fliegende Klassenzimmer 監督:トミー・ヴィガント|原作:エーリヒ・ケストナー(2003年 ドイツ 114分) |
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おもしろかったですー!こういうユーモアがあって、理想的な先生がいて、こどもたちも生き生きとしていて喧嘩をしてもフェアで、イジメがあっても助ける友達がいて、大人の友情と子どもの友情があって、気持ちのいい映画って、殺伐とした今の世にこそ、もっとも必要な映画だと思います。こういう映画で、大人のあるべき姿をイメージしていけば、世の中はもっとましになると思います。 ところで、原作はベルリンの壁が崩壊する前の作品だから、正義先生とその親友の再会はなかったのかしら?気になるところです。 NPO法人高知こどもの図書館 県民文化ホール(グリーン) 2004/4/23 |
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コールド・マウンテン 戦争より愛 |
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COLD MOUNTAIN 監督、脚本:アンソニー・ミンゲラ|原作:チャールズ・フレイジャー(2003年 イギリス・イタリア・ルーマニア 2時間35分) インマン:ジュード・ロウ|エイダ:ニコール・キッドマン|ルビー:レニー・ゼルウィガー|ドナルド・サザーランド|ナタリー・ポートマン|フィリップ・シーモア・ホフマン|ジョヴァンニ・リビシ |
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アンソニー・ミンゲラ監督といえば『イングリッシュ・ペイシェント』ですが、私にはウィレム・デフォーが拷問される役でおもしろかったという以外は、全くつまらない恋愛映画という印象しかありません。したがって、同監督の『コールド・マウンテン』には、さほどの期待は湧かず、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガーの俳優目当てで見に行ったのでした。 で、やはり、役者がよかったです。中でもナタリー・ポートマンにびっくり!正面の顔で初めてポートマンとわかったくらいで、すっかり大人になって、しかも素晴らしい演技で拍手〜〜です。 お話は、やはりメロドラマでしたが、私の好きな浪漫派ではなくて、ちと物足りない面も。ジュード・ロウ、顔がいいよね〜。戦争で死ぬより、愛する人のもとへ帰る途中で脱走兵として殺された方が、同じ死ぬならよっぽどいいと思います。 ニコールの相手としてレニーが登場した頃、ジュード・ロウの相手としてフィリップ・シーモア・ホフマンが登場して、それぞれ映画の雰囲気を転調させる可笑しさを醸し出していたのには受けました(笑)。 それにしてもアンソニー・ミンゲラ監督って残酷描写がお得意なのでは?南軍の塹壕の地下で爆弾を爆発させて、その爆発で出来た巨大な穴に北軍の兵士が落ちて阿鼻叫喚の地獄絵図。そのおぞましさたるや、一見の価値あり。また、脱走兵をかくまったとして、そのかくまった人物及び脱走兵を殺したり拷問したりの残虐さ。一番、心かきむしられるシーンでした。 恋愛映画より、戦争映画や西部劇に向いているのでは? 高知東宝3 2004/4/24 |
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