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■かるかん>スパイダーマン3|バベル |
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スパイダーマン3 敵は身内にあり |
おもしろかったけど長かった〜。1時間3、40分にまとめたら、引き締まったと思います。それだけ今回は盛りだくさん。親友(ハリー・オズボーン:ジェームズ・フランコ)、謎の生命体(エディ:トファー・グレイス)、砂男(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と敵がいっぱい。 TOHOシネマズ高知9 2007/5/12 |
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バベル あっちこっちで右往左往 |
ひじょーにモドカシイ思いをさせられましたーっ。登場人物が、思うにままならず苛立ち、助けを求めてもなかなか救済されず、更に苛立つという悪循環。
世界各地の出来事や人物を強引に結びつけたり、話を展開させるための鍵がわざとらしかったりで、少し作り過ぎな感じがするものの、人々が右往左往する様は、人種や文化が異なってもそう変わらないなぁと人類皆兄弟的気分を誘われました。
モロッコの老婆からタバコを吸わせてもらうスーザン(ケイト・ブランシェット)や、メキシコの子どもといっしょにニワトリを追うデビー(エル・ファニング)とマイク(ネイサン・ギャンブル)などの異文化間の交流はこの作品の一つの見所です。
それにしてもSOSを発信し続けることは大事ですね。リチャードもチエコもアメリアも助けを求め続け、ユセフも兄のために助けを求めます。「世界の各地で助けてと叫ぶ」。私はそこがこの映画で一番好きなところです。仮に救済がなかったとしても、登場人物が「助けて」と言い続けることに重要性を持たせた映画には二重丸を差し上げたいです。 演技は役所広司が素晴らしかったと思います。車の中の短いシーンで、娘への愛情と持て余し気味の様子、妻を亡くしてからの疲労の蓄積具合がよく伝わってきました。また、間宮刑事との遣り取り後、エレベーターに乗ってからベランダで心を開いた娘と顔を合わせるまでの表情の移り変わりも大変よかったです。彼の心の声が伝わってきました。うまい役者にセリフはいらないですね。 TOHOシネマズ高知4 2007/5/12 |
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