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■かるかん>精神|フロスト×ニクソン |
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精神 話を聴く |
監督:想田和弘/日本、アメリカ/2008年/135分 |
長かったー。
コラール岡山は、待合室で寝転がれるのがいいと思う。 とさりゅう・ピクチャーズ 自由民権記念館 2009/10/25 |
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フロスト×ニクソン 人間多面体 |
監督:ロン・ハワード/アメリカ/2008年/122分 |
これまで私は、悪役以外のニクソンにお目に掛かったことがない。この映画で一角の人物として描かれたニクソン(フランク・ランジェラ)に初めて会った。多面体として描かれた人間は面白い。単なる円錐とか立方体ではなく、複雑な凸凹がついた陰影に富んだ人物像なら更に面白い。この映画では、小粒なフロスト(マイケル・シーン)との対比(勝負)によっても面白くなっていた。 昔の映画では「ナチス・ドイツ=悪」と描かれることが多かっただろうと思うけれど、近年『ワルキューレ』のようにナチス内も様々という風に描かれることが多くなったような気がする。1990年代頃(?)は、娯楽映画で「イスラム=悪」という風に描かれていたけれど、最近の娯楽映画ではイスラム教徒も多面体に描かれている。情報化社会が進展して、映画の作り手も(観客も?)平面的な悪では満足できなくなったのか。それともイスラム圏へも映画の市場を広げるためだろうか(^_^;。よくわからないが、そんなことまで考えさせられた作品だった。 県民文化ホール(グリーン) 2009/11/12 |
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