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■ひきだし>らくがき帳(1)>東京で |
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昨年のこととなりましたが、東京でインターネットカフェを利用したときのことです。もう帰ろうと思って帳場に伝票を持って行くと、店員さんに「お借りですか?」と訊ねられました。私は何か有料のものを借りたろうかと考えをめぐらせながら、「何か借りましたっけ?」と訊ね返すと、今度は「お・か・え・り・ですか?」と言われました。店員さんは「お帰りですか?」と訊ねていたのでした。そう言われてみれば、最初に店員さんが言ったことが、私には「おかぁりですか?」と聞こえていたことに気がつき、これは面白い体験をしたと嬉しくなりました。 といいますのは、下記のサイトで、高知県人は一音一音明瞭に発音し、例えば広末涼子を「りょーこ」とは言わず「りょうこ」と発音すると書かれていたことを思い出したからです。明瞭に発音する者は、不明瞭な発音部分の聴き取りが不得手ということなのかしらん?それとも、音として聴き取ってはいても、脳が明瞭な発音部分しか言葉に変換しないということでしょうか? このような高知県人的脳機能を知る由もない件の店員さんは、私が店を出るとき、「あ・り・が・と・う・ございました。」とハッキリ発音してくださったのでありました。 山崎はるかの世界・付録・言葉でわかる あなたは高知県人 http://www.nda.co.jp/article/tosaben.html 2003/1/16 |
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