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■ひきだし>シューマン・イヤー2006
 

●告白(Robert Schumann:1810 - 1856)
クラシックの作曲家で誰(の曲)が好きかと尋ねられたら、ベートーベン、シューベルト、チャイコフスキーあたりを答えることにしていますが、実はワタクシ、シューマンが大好きなんです。シューマンの曲が愛しいのか、ロベルト様が愛しいのか、もうわからんくらい(笑)。
でも、シューマンを好きなんて恥ずかしくて、あんまり公言できませんでした。なんか、「昼メロ大好き!」って言うに等しい感じがして(笑)。それに、持っているCDは数枚で、ピアノ曲のほんの一部しか聴いたことがないし、交響曲は一曲しか聴いていません。あ、でも、高校生のとき合唱部におりましたので「流浪の民」は歌いました!名曲や〜。シューマン作とは知りませんでしたが(汗)。

で、どうして、今ごろシューマン好きを告白したかというと、今年が没後150年に当たるとかで、私のシューマン熱が再び上昇してきたからです。まあ、下の表の曲を、ぜひ、聴いてみてください。ロマン派です〜。あなたも熱が出るかも。(8曲全部聴いても14分もないですから〜。)

●曲名をクリックしてね。小窓が開いて音楽を聴けます。小窓を閉じると途中でも終了できます。
●MIDIファイルを使用したいときは、作者のホームページで規約等を確認してくださいね〜。
曲名 音色(多分) ファイル・時間 ファイルの作者
飛翔
Op.12-2
ピアノ MIDI/7kb/01:14 ピアノデュオ ラインムジーク
yuu(西河優子)さんと竹宮久美子さん
クラシックMIDIラインムジーク
http://classic-midi.com/index.htm
楽しい農夫
Op.68-10
ピアノ MIDI/3kb/00:46 ピアノデュオ ラインムジーク
yuu(西河優子)さんと竹宮久美子さん
クラシックMIDIラインムジーク
http://classic-midi.com/index.htm
くるみの木
Op.25-3
ハープ
ピアノ
MIDI/9kb/03:20 Uenoさん
Ueno's MIDI Room
http://www.ne.jp/asahi/ueno/m-a/index.html
美しの五月に
Op.48-1
ビブラホン
ピアノ
MIDI/3kb/01:36 Uenoさん
Ueno's MIDI Room
http://www.ne.jp/asahi/ueno/m-a/index.html
見知らぬ国より
Op.15-1
ピアノ MIDI/4kb/01:11 Uenoさん
Ueno's MIDI Room
http://www.ne.jp/asahi/ueno/m-a/index.html
おにごっこ
Op.15-3
ピアノ MIDI/4kb/00:32 Kompfさん
快楽原則
http://homepage3.nifty.com/principe_de_plaisir/index.htm
トロイメライ(夢)
Op.15-7
ビブラホン
ピアノ
MIDI/4kb/02:13 Uenoさん
Ueno's MIDI Room
http://www.ne.jp/asahi/ueno/m-a/index.html
夢のもつれ
Op.12-7
ピアノ MIDI/16kb/02:44 Rikako先生のご協力によるフリーウエアとのこと。
ピアノ概論
http://piano.s20.xrea.com/index.html
●上記のサイトには、シューマンの他にもたくさんのMIDIファイルがあります。
ピアノ概論ピアノMidiファイル集には、シューマンの他の作品(「交響的練習曲」「クライスレリアーナ」など)もあります。
 

●ロマン派って
私がイメージするロマン派は、「夜の嵐」「白薔薇の朝露」なんです。台風が来たときなんか(来てほしくないんだけど)、何か妙に掻き立てられるものがありませんか?あるいは台風じゃなくて、何かに翻弄されて、どうしようもなくなるような感じ。いや〜、ろおまんですね〜。
また、繊細でキラキラしていて、たった一つしかないような貴重なもの。引き出しの奥の宝物。ロマンチックですね〜。
「夜の嵐」「白薔薇の朝露」という、これらの相反するような事柄が一体となった音楽が、私にとってのシューマンのような気がします。

●2006年は
イアン・ボストリッジ シューマン・イヤーにするべく、まずはCDを聴こうかと思っております。ピアノ曲、声楽曲、室内楽曲、交響曲と、作品番号がついているだけで148曲あります。交響曲を狭い自室で聴くのは、疲れるし、あまり好きではありませんが、シューマンなら聴いてみたいし、声楽曲もいいなあ。
それでネットをうろうろしておりましたら、こんなジャケットのCDが。試聴してみたら、やさしいお声です。(ボーイソプラノではなかった(笑)。)なかなかの美青年なので、もしかしたら、イアン・ボストリッジ・イヤーになるかもしれません(汗)。
LIEDERKREIS OP.24/DICHTERLIEBE・Ian Bostridge
音楽ダウンロードサイト:OnGen【USENミュージックサーバー】


●シューマン関係おすすめサイト

Robert Schumann Page by n'Guin
http://www.schumann.jp/
シューマンのことなら、このサイト!シューマンの生涯、全作品がわかるのはもちろん、n'Guin(ンギン)さんの文章を読むと、「シューマンを聴きたいーーー!」という気持ちが湧いてきます。
ザ掲示板シューマンのスレッド
http://music-0.log.thebbs.jp/1106717055.html
シューマン談義は、おもしろい!「ヒロシです…」もとい「ロベルトです…」と、ロベルトの独白を投稿したものがあって、笑えましたー。
Dr.町田のホームページ流浪の民のページ
http://www7.plala.or.jp/machikun/rurounotami.htm
歌詞が表示され、音楽が流れます。混声四部合唱ですが、歌の部分をオルガン、伴奏をピアノの音色で表現しています。「なれーし、こきょ〜ぉ、はな〜たれて〜」洟?たれ?
クララ シューマン(A Plaza of Clara Schumann)
http://clara.oc-to.net/schumann/
天才ピアニスト、作曲家、良妻賢母、クララ・シューマン専門サイト。年表、作品リスト、CDリスト、書籍等、クララのことなら全てわかるかも。(年表必読!ドラマチックや〜!ロマン派にふさわしいな〜。)

●クララについて
幼少の頃からピアノの演奏で大人たちを驚嘆させていたクララは、父ヴィークに弟子入りしていたロベルトと恋に落ちます。もちろん、父親は二人の交際に大反対ですが、裁判所は結婚OKの判決を出しました。結婚後は、演奏活動と病弱な夫と子どもたちの世話を両立させて、とうとうドイツのマルク紙幣にまでなりました。(今はユーロになって使われてないかも。)
ロベルトの死後、ブラームスとの交流が続いたことは有名。
ドラマチックな生涯は、『哀愁のトロイメライ』(ナスターシャ・キンスキー)と『愛の調べ』(キャサリン・ヘップバーン)の映画になっています。リスト、ショパン、メンデルスゾーンなども出ているはず。見たいな〜。


●シューマンの音楽が使われている映画(太字は、クララとロベルトが主人公の映画)

『アブラハム渓谷』(監督:マヌエル・オリヴェイラ/1993)
『わが愛の譜 滝廉太郎物語』(監督:澤井信一郎/1993)
『ふたり』(監督:大林宣彦/1991)
『日陽はしづかに醗酵し…』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ/1988)
『転校生』(監督:大林宣彦/1982)
『ファニーとアレクサンデル』(監督:イングマール・ベルイマン/1982)
『哀愁のトロイメライ』(監督:ペーター・シャモニ/1981)
『ルードウィヒ 神々の黄昏』(監督:ルキノ・ヴィスコンティ/1972)
『あこがれ』(監督:恩地日出夫/1966)
『メイド・イン・U.S.A.』(監督:ジャン・リュック・ゴダール/1966)
『二十一歳の父』(監督:中村登 /1964)
『愛の調べ』(監督:クラレンス・ブラウン/1947)
『思い出の曲』(監督:デトレフ・ジールク/1936)

この他にも多分いっぱい使われていると思います。

参考サイト:映画情報 - goo 映画 http://movie.goo.ne.jp/index.html
参考図書:「シネマ・ミーツ・クラシック」著者:西村雄一郎/発行:音楽之友社


●あとがき

このページを作るに当たって、MIDIファイルを探しまくりました。丸一日クリックし続けましたよ(は〜)。素材屋さんであっても、BGM以外の使用を禁止されていたり、自由に使ってよくても演奏(って言うの?)が、お茶屋好みじゃなかったり。
そんな中、うえの表のMIDIファイルは、素晴らしい演奏で、しかもBGM以外で使ってもよいとのことで、本当にありがたいと思いました。いずれの作者様にも心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

このページを作る過程で、「MIDIって何?」から始まって、どうやって作るのか好奇心が湧いてきました。
それからamazonでCDを視聴するため、RealPlayer(無償版)なるものまでインストールしてしまいました。まったくもって、ネットライフは奥が深いな〜。

2006/1/2
 
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