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■ひきだし>旅する絵ハガキ(1) |
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「絵ハガキが好き。」と私が言うと、友達はお土産に絵ハガキをくれたりします。とても嬉しいのですが、もっともっと嬉しいのは、表書きがあって切手が貼ってあって消印が押されているものが届いたときなのです。海外から送られて角が取れたりシワになったりした絵ハガキなんか最高ですね〜。 ここに集めたのは、ここ2、3年のあいだに届いた絵ハガキで、中でもお気に入りのものです。画像をクリックすると拡大画像が表示されます。[すすむ→]をクリックすると順路になっていて、次々と見ていけます。説明書きより先に絵ハガキ(拡大画像)の方をご覧になりたい方は、どうぞこちらからご覧ください。絵ハガキから先に見る。 |
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RAVENNA-Pinacoteca Tullio Lombardo(1455-1532) Funeral Monument to Guidarello Guidarelli 「あ、ウィレム・デフォー!」と思ったら、チェーザレ・ボルジアにつかえ、33歳で亡くなった騎士グイダレッロ・グイダレッリの像だそうな。おそらく大理石の像だと思いますが、睫毛が本当に毛のようで素晴らしい!鎧の肩は獅子の装飾が施されていて、四天王や十二神将みたい。世界はこういうところでつながっているのだな〜。 ラヴェンナは、中学生のときヘルマン・ヘッセの詩で知って以来行きたい場所でして、そこの消印に感動です。ハガキは、イタリアからの長旅で角が取れシワになり、かなり良い状態(^_^)。 |
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PRAHA
『ミッション・インポッシブル』のオープニングでおなじみの場所です。ハガキには、美しく幻想的な風景に感動したと書かれてあります。別の人にも本当にきれいだったと聞いたことがあり、行ってみたいところのひとつです。 |
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錦絵 国周画 歌舞伎「勧進帳」 弁慶(九代目団十郎) 富樫(初代市川左団次) 義経(五代目中村歌右衛門) なんと切手まで「鏡獅子 六世尾上菊五郎」なのです。歌舞伎見物をした友達が送ってくれました。地方にいると松竹大歌舞伎とか前進座の公演などで観る機会はありますが、本物の花道のある劇場で堪能してみたいものです。国周の絵は、細かいところまでよく描かれていて繊細で見飽きません。本物は色鮮やかなんだろうな〜。 |
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エトルタの断崖 ポルト・ダヴァル 1869 ギュスターヴ・クールベ エトルタ風景 1920/21 アンリ・マティス エトルタの断崖って画家でなくても描いてみたくなりますね。象の鼻みたいな、トンネルみたいになっているところへ船で行ってみたいし。『マルメロの陽光』で画家アントニオ・ロペスが、「私に見えるものが他の人にも同じように見えているのだろうか」とつぶやいていましたが、二つの絵を見比べてみると皆それぞれ見え方が違うのかもしれません。 |
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ロンドン塔幽閉の王子 ジョン・エヴァレット・ミレー 美形ですね〜。塔に連れてこられたばかりなのですね。きっと歴史上の人物なんでしょう。ロンドン塔はすぐそばを通っただけだったので、今度イギリスを訪問するときは、ぜひ、立ち寄りたいものです。そのときは、ちょっとは歴史の勉強もして行こうかな。 ハガキの白地のところはトリミングしてありますのでWEB上ではわからないと思いますが、左端が少し破れています。この破れ具合がまた愛しいです。でも、破れすぎるとさすがの私も良い状態とは言えなくなってしまいます。 |
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奥に通じる門 パウル・クレー
恥ずかしながら絵の天地がわかりません。でも、色使いとか質感が好きです。クレーの絵ってけっこう好き。奥には何があるのでしょう? |
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Venus et les Graces Sandro Botticelli The Birth of Venus, detail Sandro Botticelli 上のハガキは、ルーブル美術館の絵ハガキのようです。消印がパリになっています。厳密に言うと消印ではなくて、レシートみたいなシールにパリとか日付とかが書かれています。少し味気ないですが、日本のレシートみたいなシールとくらべると、色や絵がついている分おしゃれです。 下のハガキの消印はペルージャです。中田の出場するゲームを観に行った友達が送ってくれました。ハガキを手にしたとき、ヴィーナスの美しさに、しばし見とれました。やっぱ一度はイタリアに行かねば! |
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花振る日 有光利夫
有光利夫は、アトリエの壁に描きかけの絵を何枚も立てかけて並べていたそうです。そして、絵からお呼びがかかるのを待って、お呼びのかかった絵をイーゼルに掛けて描いていったそうです。どの絵も少しずつ少しずつ描いたのでしょうね。今年は桜の開花が10日ほど早いので、この絵はぴったりかな。 2002/03/16 |
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