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■ピックアップ>2010年高知のオフシアター・ベストテン上映会 |
1作品券(入替制) |
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●ベストワン作品(2本)と、おまけの1本を一挙上映! ベストワン作品を見逃した方、もう一度見たい方、そして、おまけの1本をまだ見ていない方(あるいは大画面で見たい方)、皆々様、ぜひ、高知県立美術館ホールへお運びください。 |
日本映画第1位 『川の底からこんにちは』(2009年/日本/カラー/112分) 監督:石井裕也 出演:満島ひかり、遠藤雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了 映画賞:2010年ブルーリボン賞監督賞 チネチッタ高知2010年ベストキャラクター大賞 お話:上京して5年のOL佐和子は、妥協が惰性になっているような生き方をしていた。父の病気を契機に家業のしじみ工場を継ぐことになり帰郷するが、工員のおばちゃんたちに馬鹿にされるは、彼氏を親友に取られるはの人生どん底生活が待っていた!果たして、佐和子は這い上がれるのか!?チネチッタ高知2010年キャラクター大賞を受賞した主人公の起死回生絵巻に乞うご期待。 見所:はい、このお嬢ちゃん、まあ、やる気のない人。どうせ、こんな私だから言うて、ふてくされてるの。でも、人間、ふてくされてばかりじゃいかん時というのがあるもんでね。川の底からでも這い上がらんと。と、まあ、そういうお話です。この嬢ちゃんイイよ。『悪人』では、まあ、憎たらしい女で殺される役をやってましたね。大女優になるかもしらんで。 |
外国映画第1位 『カティンの森』(2007年/ポーランド/カラー/122分) 監督:アンジェイ・ワイダ 出演:マヤ・オスタシェフスカ、アルトゥル・ジミイェフスキ、マヤ・コモロフスカ、 映画賞:2008年ヨーロッパ映画賞エクセレント賞 お話:第二次世界大戦下、ドイツとソ連に挟まれて、ポーランドの人々がどんな目にあったのか、あるいは自らどんな生き方を選択したのか、カティンの森で何があったのかだけではなく、ポーランドの戦中戦後を数人の主要人物に寄り添って描いた作品。 見所:アンジェイ・ワイダ監督、立派やなあ。監督のお父さんがカティンの森で殺されてるンやな。もう、この映画、撮りとうて撮りとうて、撮るまでは死ねれんゆうて80歳で撮ったんやね。だから、魂こもってます。昔は『灰とダイヤモンド』いうてね、ちょっとね、きどった絵でしたが、ほんまもんの映画になったもんなぁ。黒澤明監督も「ようやく映画がわかってきた」言う て70過ぎて言いよったもんなぁ。戦争も恨み辛みやないんやね。年取ってわかったことかも知らんよ。 |
落ち穂拾いの1本 『クレイジー・ハート』(2009年/アメリカ/カラー/111分) 監督:スコット・クーパー 出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュヴァル、ライアン・ビンガム、コリン・ファレル 映画賞:2009年アカデミー賞主演男優賞、歌曲賞 2009年LA批評家協会賞男優賞、音楽賞 2009年ゴールデン・グローブドラマ部門男優賞、音楽賞 2009年インディペンデント・スピリット賞主演男優賞、新人作品賞 2009年放送映画批評家協会賞主演男優賞、歌曲賞 お話:酒に溺れ忘れられた存在のシンガーソングライターが、女性記者に出会い再起する(?)。 見所予想:天国も忙しうてね、これ、見逃してるの。そやから、今度の上映、楽しみにしてるの。ジェフ・ブリッジス、これで男優賞を獲ったでしょ。昔っからえい俳優やったけど、『トゥルー・グリット』観てたら、ますますようなったもんな。『ファビュラス・ベイカーボーイズ』でもピアノ弾いて歌うとったな。今度はギターかな。才能のある人は何でもできるんやね。そしたら、皆さん、会場でお会いしましょうね。それまで、サイナラ、サイナラ。 |
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