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■かるかん>ペイチェック 消された記憶|恋愛適齢期
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ペイチェック 消された記憶
ベンはベン
Paycheck
監督、製作:ジョン・ウー(2003年 アメリカ 1時間58分)
ベン・アフレック|ウマ・サーマン|アーロン・エッカート

ベン・アフレック〜〜〜(笑)。あなたは、よくこんな恐ろしい契約ができたものですね〜。莫大な報酬と引き換えに、3年間の記憶を消されるなんて。深酒して一夜の記憶がないだけで焦る人が、五万といるのに・・・・、案の定、大変な目にあったでしょう。
しかし、こんな契約をしても、欲に目がくらんでと言うより、お人よしだからと思えるのがベンのベンたる所以です。それに、ちょっとマヌケな天才エンジニアという役どころは、彼にピッタリでしょ?ベンは、ああ見えてもアカデミー賞のオリジナル脚本賞を受賞してるもんね。

お話は、巻込まれ型サスペンス&アクションで、私は気楽に楽しめたました。
ウマ・サーマンとのラブ・ストーリーでもありましたが、やはりアクションという印象が強いです。(ベンとウマは、美男美女のはずなのに、二人ともあんまりきれいに撮れてないのよ。それなのに、ジョン・ウー監督十八番のシーンは、きれいだったので、私は思わず笑ってしまいました。)
高知東宝2 2004/4/1


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恋愛適齢期
大人の女性のための御伽噺
SOMETHING’S GOTTA GIVE
監督、脚本:ナンシー・メイヤーズ(2003年 アメリカ 2時間8分)
エリカ:ダイアン・キートン|ハリー:ジャック・ニコルソン|フランシス・マクドーマンド|キアヌ・リーブス

これは、おもしろいです!笑いました。快感でしたー!
だって、主人公のエリカは、齢五十うん歳にしてモテモテなわけですよ。若い女性しか好まないはずのハリーが、エリカに好意を抱き、めくるめく思いをさせてくれ、若くてきれいなお医者さまのキアヌが、本気で迫ってくるのですもん。エリカとハリーがベッドでうるうるしているシーンでは、私もうるるんと来ましたし、キアヌに迫られたときには、「いや、その、ちょっと、あの」と私までドキドキしました(わはは)。

この映画のミソは、エリカの妹で女性学研究者(マクドーマンド)のセリフにあると思います。「男性は年を取っても若い女性を追いかけるので、お呼びが掛からなくなった中高年の女性は、仕事や自己研鑚に励み、それなりの成果をあげる。そうすると男性から見て、更に敷居が高くなる。」大体、そんな内容だったと思いますが、これは、ある面で真実を突いていると思います。
そういう根っこから派生して枝葉をつけた御伽噺だから、私はジョンヌ・モローの次のような言葉を思い出すのです。

男性が作る映画があって、女性が作る映画がある。二つがそろって初めて人間のための映画があると言えるのではないでしょうか。
高知松竹1 2004/4/3


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