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フィッシュストーリー
音楽は国境を越え、正義の味方は地球を救う
監督:中村義洋/日本/2009年/112分

面白かった〜!!!
70年代に全く売れず消えていった日本のパンクバンド逆鱗。その渾身パワー炸裂の1曲が、巡り巡って正義の味方を生み出し、そのお陰をもって地球が救われるという愉快、痛快な作品です。正直者が馬鹿を見る、弱い者をいじめ抜く、そういう嫌な世の中に絶対的に必要な物語だと思い、感動しましたー(うるうる)。
時空を超えた登場人物と各エピソードが最後につながるという語り方はもちろん、キャラクターにぴったりの俳優陣や、50年代、70年代、90年代、21世紀と各年代ごとの雰囲気が出ていたのが、とてもよかったです。カセットテープ、懐かしいー。

高良健吾くん、美形ですねぇ(えへへ)。
それと、多部未華子ちゃん、かわいいーーー(身悶え)。泣き顔もよかったけど、あの、頭にピタピタの服でおでこが出てるのがイイ!不安そうな不満そうな表情が可愛すぎますぅ。
そして、森山未來、かっこいいーーーー(はぁと)。回し蹴りに痺れました(ずきゅーん)。あのアクションは、本人ですか?美しいー!彼の踊りを見たいなぁ。きっと美しい踊りを見せてくれると思うなぁ。動きの切れがいいですよね。(う〜ん、回し蹴りコレクションを始めようかしら。『丘を越えて』の西島秀俊の回し蹴りも意外性があってよかったですよね。)

●ネタバレ感想

逆鱗のエピソードがよかったです。商業主義と作家主義のせめぎ合いや、バンド仲間の連帯と軋轢などの定番事項も繊細に描かれているうえに、「フィッシュストーリー」のレコーディングで、間奏部分の無音の訳がわかったところ、思わず落涙でした。あれはものを作る人間の魂の叫びでしょう。叫びの痕跡を残そうとしたマネージャー岡崎(大森南朋)、大正解!
あと、作った人たちが、曲の意味がわかってないっていう作家の秘密(?)も面白かったです。

正義の味方を育てた雅史(濱田岳)の偉いところ。肉体的に鍛えただけでなく、禅などの精神修養をさせたこと。これぞ、理想のヒーローです。

とさりゅう・ピクチャーズ 自由民権記念館 2009/7/11
 
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