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2002年8月 |
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3 アジア映画祭 高知市 |
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4 アジア映画祭 郡上一揆 高知市 |
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7 マルホランド ・ドライブ 高知市 |
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17 キンダー・ フィルム・ フェスティバル 高知市 |
18 キンダー・ フィルム・ フェスティバル 高知市 |
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24 暁の脱走 友へ チング 高知市 |
25 キンダー・ フィルム・ フェスティバル 高知市 |
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30 恋ごころ 高知市 |
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8月3日(土)〜4日(日) 県立美術館ホール 主催: 高知県立美術館、財団法人高知県文化財団、高知アジア映画祭実行委員会 いつのまにか14回目となるアジア映画祭。映画はたとえフィクションであっても、見知らぬ国の現状を垣間見ることができます。移動せずに世界旅行ができてるなんてお手軽で格安でいいでしょ?そのうえ、感動できるほどの映画的おもしろさが備わっていれば、これは観に行くしかないでしょう! アジア映画祭3本の上映作品のうち、『カンダハール』はアフガニスタンの現状を垣間見させてくれると同時に映画的おもしろさに溢れている感動作ではないかと私はにらんでいます。なんてったって監督がイランのモフセン・マフマルバフですから。マフマルバフ監督は、『サイクリスト』でアフガニスタンからの難民親子が自転車耐久レースの賭けに乗るお話を描いているし、『ギャベ』ではギャベという織物さながらの美しい色彩が溢れる映像で、狼の声の青年と織物の精のような少女の恋を夢のような感覚で描いており、物語性や芸術性や社会性のさじ加減がうまいことが証明されていると思います。 『神の子たち』は、日本人監督がフィリピンのごみ捨て場に生きる子供たちをドキュメントした映画のようです。 『銀杏のベッド』は、私は既に見ましたが、韓国の真性B級娯楽パワーが支離滅裂に炸裂しておりまして、頭の休憩には最適だと思います。
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8月4日(日) 10:00〜11:55/12:15〜14:10/14:30〜16:25 県民文化ホール(グリーン) 主催: 第18回平和映画祭実行委員会 今時、どうして『郡上一揆』?と思っていましたが、最近、アメリカが農作物の関税を下げよと言って来たことを新聞で読んで、そんなことをされたら日本国内の農民はたまったもんじゃないと思い、もし、そんなことになったら平成一揆でもおこさなやってられんわいという気になってきたので、参考に『郡上一揆』を見てみようと思います。←うそうそ チラシでの神山征二郎監督の弁によると、明治は江戸時代を否定するところから始まったので、百姓は搾り取られ、地を這い、足で踏みつけられるだけだという誤ったイメージが流布しているが、百姓は文にも武にも長け納税者の誇りを持つ毅然とした者たちだったというふうにあるので、その正しい(新しい)百姓像を見てみたいと思います。 |
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8月7日(水)13:50/16:35/19:20 県民文化ホール(グリーン) 主催: MovieJunky 迷路、倒錯、エロチック、背徳、悪夢、幻惑などの言葉にピピッときたら『マルホランド・ドライブ』へ行きましょう。女優になる夢を持ってハリウッドへやってきた無垢な女性が、事故で記憶をなくした魅惑的な女性の記憶をたどる手助けをするうちに・・・・というお話。『ブルー・ベルベット』『デューン 砂の惑星』『ツイン・ピークス』『ロスト・ハイウェイ』などのデイヴィッド・リンチ監督の最新作です。 |
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8月17日(土)、18日(日)、25日(日) 県立美術館ホール 主催: 高知県立美術館 3日間のプログラムのうち期待大なのは、やはり「大人のアートアニメファンに贈る特別プログラム」と題された8月25日(日)の上映です。 この日の上映作品は、暴力描写はないのに暴力的な毒とパワーを持っている(したがって、お子様向きではない)ヤン・シュヴァンクマイエル監督の『オテサーネク』や、水墨画アニメの『牧笛』、人形アニメの第一人者川本喜八郎が上海美術映画製作所の協力を得て作った傑作といわれる『不射の射』など。『不射の射』は、上海国際アニメフェスティバルで手塚治虫が審査委員をしたときの特別賞受賞作です。弓矢の道を極めた名人の家の上を飛ぶ鳥は、射らずしてぽとりぽとりと落ちてくるという話で、私はこの話(中島敦の「名人伝」)が大好きなのでとても楽しみです。 あと、8月18日(日)に上映される台湾の『聖石傳説』という人形アニメは、すべての願いが叶う石をめぐって中国拳法での争奪戦が繰り広げられるスーパーアクションが呼び物です。見た人によると、ビックリするほど人形が動くらしいです。 OV・・・オーバーボイス上映会(声優が映像にあわせて、その場で吹替えを行います。ワークショップ発表会は、子どもたちが吹替えを行います。)
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8月24日(土) 10:00/解説(12:10〜12:50)/13:00 県立文学館1階ホール 主催: 小夏の映画会&高知県立文学館 県立文学館が小夏の映画会とともに主催して上映する「日本文学原作映画の上映会」は、前回の『細雪』に続いて早3回目となりました。 『暁の脱走』とは、何やらアクションものを連想させるおもしろそうなタイトルですが、お話は中国戦線へ慰問した歌手と一兵卒が恋に落ち、裁判に掛けられるというもの。池部良、かつて李香蘭だった山口淑子が主演。 原作は、田村泰次郎の「春婦伝」で、こちらは一兵卒と慰安婦との命がけの哀しい恋を歌い上げた名作とのこと。そう聞くと『暁の脱走』というタイトルは、浪漫派の香りがしてきますね(^_^;。 |
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8月24日(土) 13:15/15:25/17:35/19:45 県立美術館ホール 主催: MovieJunky 2、3ヶ月前のW杯で「テーハミングク」の熱い応援を目にして、日本の応援とは異なる圧倒的パワーを感じたことでしたが、韓国では映画の方も国民性か保護政策が功奏しているのか、芸術作品も娯楽作品も力作が続々と生まれています。 『友へ チング』は、少年時代をともに過ごした男同士が長じて裏社会に足を踏み入れ対立するようになるが・・・・というおなじみのストーリーですが、こういう男の友情ものには、『男たちの挽歌』せよ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』かにせよ感動作が多いので俄然期待がつのります。 また、背景となる時代は、70年代後半から90年代の不正選挙や大統領暗殺や戒厳令やらのまさに激動の時代。このような時代背景を娯楽映画の中にいかに取りこんでいるかも見所の一つではないでしょうか。 |
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8月30日(金) 13:30/16:15/19:00 県立美術館ホール 主催: シネマLTG 『恋ごころ』は、『美しき諍い女』『ジャンヌ』などのジャック・リベット監督の作品です。私はこの監督とはずいぶん昔に決別しております。その理由は、『ジャンヌ』を見たとき退屈で死にそうだったからです。観客に対するサービス精神など微塵もない芸術作品を長時間我慢して見ることほどつらいものはありません。ただし、映像のパワーは相当にあるとは思いました。 さて、『恋ごころ』は、『ジャンヌ』とちがってユーモアがある楽しい作品のようですね。6人の男女の恋物語にサスペンスが絡んでハッピー・エンディングに向ってまっしぐら。パリが舞台のおしゃれな作品だそうです。 |
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