『ジュブナイル』粗もあるけど細かいよ

確かに御都合主義的なところはたくさんあります。
エピローグが長すぎるという欠点もあります。
でも、テトラやガングリオン(ガンゲリオンだったか)の
ロボットの造形はなかなかよくできていますよね。
宇宙人なんかも怖かわいいし。
まる
ユウタの家や神崎ラジオ店の外観も雰囲気があってよいし、
ユウタの部屋の散らかり具合と、からくりドア(?)
のアイデアや、押し入れ、窓の位置もいい。
特に神崎ラジオ店は、鍵が掛かってなさそうなところといい、
軒先を入って、こまごまとした物が雑然と置かれている一階や、
いろんな器材が置かれた二階のハイテク感と、築うん十年
の木造感がマッチしていることといい、すばらしいです。
その他も大道具、小道具、美術さんは、本当にいい仕事ぶりで、
「日本映画は貧乏くさい」などと言う人に
是非、観てもらいたいと思いました。
まる
それから宇宙人が、テレビを見て日本語を覚える
シーンを入れたのはよかったと思います。
いきなり日本語をしゃべられちゃ興ざめですもんね。
作り手にインターユニバーサルなデリカシーがあったのか、
子どもに「宇宙人やのにどうして日本語知っちゅうが〜!」
と突っ込まれるのが怖かったのか、いずれにせよ宇宙人の
不気味さを強調できた点でも一石二鳥のシーンだったと思います。
(「ボイド人」と呼ばれた宇宙人が、「正確には
"○〜×□◆" だ。」と発音を正したのも念入りで笑えました。)
まる
また、観ている途中で何だかドラエもんに似ていると思ったら、
最後のクレジットに「for Fujiko F Fujio」と出てきて納得。
ドラエもんだけじゃなくて、怪物くんとかパーマンとか
オバケのQ太郎とかも藤子さんでしょう?いろいろ楽しませ
てもらったよな〜と、しばし子どもの頃を振り
返ったことでありました。



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