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■かるかん>ロック・ユー!|キス★キス★バン★バン
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ロック・ユー!
いい男そろってまっせ〜。
A KNIGHT'S TALE
監督&脚本:ブライアン・ヘルゲランド
ウイリアム:ヒース・レジャー(室園丈裕)|アダマー伯爵:ルーファス・シーウェル(内田直哉)|
ジョスリン:シャニン・ソサモン(小島幸子)|チョーサー:ポール・ベタニー(江原正士)|
ローランド:マーク・アディ(北川勝博)|( )内は声の出演
エドワード黒太子:監督とベタニーが次期ジェームズ・ボンドに一押しの色男

中世のイギリスで平民が騎士になるお話なのですが、クイーンの”WE WILL ROCK YOU”やデイヴィッド・ボウイの”GOLDEN YEARS”が使われているせいでしょう、お話の中味と違う邦題がつけられています。原題の「騎士物語」でいいんじゃないかなと思うんですけど。

正々堂々と戦う精神を持って生まれた平民ウイリアムが、騎士になるというのは、日本の平民である私には、どうでもよいようなお話だったのですが、馬上槍試合の迫力、ユーモア溢れる脚本、中世が舞台でありながら妙に現代的な衣裳や音楽、そして、魅力的な登場人物というふうに、なかなか楽しい作品でした。
ヒース・レジャーは可愛いし、ポール・ベタニーは変な色気を漂わせてるし(笑)。この二人を見て目的は果たしたのですが、他にも『ダークシティ』のルーファス・シーウェルは黒がお似合いで完璧な悪役ぶりがお見事だし、エドワード王子役の人の色男ぶりもよかったーーー。その他の脇役もいいんですよ。アダマー伯爵の紋章官とか針仕事が得意なローランドとか食い気のワッツ、かわいい鍛冶屋の未亡人とか。
主なロケーションは、プラハだとかで、絵作りも冴えています。

DVDの特典で監督とベタニーの音声解説が付いているのですが、これ、けっこう楽しいですね。(私は、これまで音声解説なんか無用のものと思っていたのですが、こんなに楽しいなら『ムーラン・ルージュ!』の解説も聴かなくちゃ(笑)。)ユーモアのある監督、生真面目なベタニー。わたし、このロン・ハワードに似た風貌の監督、気に入ったなあ。実にいい人そうです。幻想かもしれんけど(笑)。
メイキング・ドキュメンタリーでインタビューを受けているベタニーは(本編では変な顔でデカイのに)、ちっちゃくって可愛く写っていました。よしよし(^_^)。
吹替えの声は、全員が本人に近くて全く違和感なし。これからもDVDは、吹替え付きのを買うぞー。

DVD 2002


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キス★キス★バン★バン
男の美学から本物の人生へ
KISS KISS (BANG BANG)
監督&脚本:スチュワート・サッグ
フィリックス:ステラン・スカルスガルド|ババ:クリス・ペン|ジミー:ポール・ベタニー|
ダディ・ズー:ピーター・ヴォーン|シェリー:ジャクリーン・マッケンジー|
ビッグ・ボブ:アラン・コーデューナー

う〜ん、いいですね〜。生きることの喜びを、お伽噺のように描いた実にチャーミングな作品です。しかも、けっこうクスクスと笑えます。私は、ある場面では、声をあげて笑ってしまいました。音楽もいいです。この映画のレトロな雰囲気にぴったり。

腕の衰えを感じた殺し屋は、引き際が肝心とばかりにあっさり仕事を辞め、アルバイトで大人の子守りをするはめになります。そして、その子どものような大人と今までにない人間関係を築くことによって、人生を深くも浅くもするのは(どんな煙草を吸うかやどんな本を読むかじゃなくて)人間関係だっちゅーの、ということに気づくのです。(『アバウト・ア・ボーイ』のヒュー・グラントみたい(笑)。)

そして、私のお目当てのポール・ベタニーは、めちゃめちゃ良い役、儲け役!うんうん、こりゃ、人気沸騰ですわ。あれだけ身長があるとライフルを持っても様になりますな〜。ごま塩とっくりセーターをざっくり着こなしてセクシーでがんす。でも、儲け役と言うのは、こういう見た目じゃなくて、敬愛するお師匠を殺せと命じられた若き殺し屋の切なさを体現できることなんですね〜。お見事でした。

シブヤ・シネマ・ソサエティ 2003/2/19


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