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シカゴ
転んでも只では起きない、逞しきショウビズ魂
CHICAGO
監督:ロブ・マーシャル
ロキシー・ハート:レニー・ゼルウィガー|ヴェルマ・ケリー:キャサリン・ゼタ・ジョーンズ|
ビリー・フリン:リチャード・ギア|ママ・モートン:クイーン・ラティファ|
エイモス・ハート:ジョン・C・ライリー

なかなか楽しいミュージカルでした。歌も踊りもグー。特にキャサリン・ゼタ・ジョーンズが素晴らしい!アカデミー賞助演女優賞獲得も肯けます。
リチャード・ギアが演じたビリー・フリンは、一見お金大好き、実は人心を掌握することに快感を覚えるショウマン魂の持ち主というところが、まさにこの映画らしかったです。
あと、ロキシーは、あれだけ妄想できれば、ショウの企画、演出、振りつけやらせたら一流かも(笑)。
その他のキャラクターも見せ所、聞かせ所があってよかってです。

ところで、カット割が多くて、せっかくのダンスが細切れになった印象がありますが、私だけの印象かな?カット割では負けていない『ムーラン・ルージュ!』については、そんな印象は持たなかったのですが・・・。『シカゴ』の方が一連の流れを見てみたいと思わせるダンスが多かったということでしょうか?それとも、『ムーラン・ルージュ!』の方が、映画的センスが抜きん出ているということでしょうか?
いずれにしても、どちらの映画も昔のミュージカル映画とは趣が違っていて、洗練されているとは言い難いですが、現代的なパワーに溢れていると思いました。個人的には『ムーラン・ルージュ!』の方が自由でスケール感もあって好みですけど。

高知松竹2 2003/04/19


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このタイトル以外考えられない
企画、監督、撮影:小林貴裕|構成:本郷修一|編集:本郷修一&岩崎康嗣
2001/64分/カラー/ドキュメンタリー

感動しましたです。構成がうまいです。起承転結になってるもの。ドキュメンタリーだから、作り手にとって撮影している間は終りが見えないわけですが、結果的に一番よいエンディングだったのではないでしょうか。もっとも、兄から探さないでくれと電話があったということは、(探すなというのが)まだまだ完全自立を成し遂げていなくて、本当は「つづく」なんですけどね。映画のその後をご兄弟のステージトークで聴けたかもしれませんが、時間の都合で帰ってきたのが残念です。
問題解決には、まず、意思疎通が大事で、意思疎通しようとする動機は、やっぱり愛かな。愛があると心配でたまらないですよね。離れて暮らす父は、意思疎通に向けては踏み出せなかったけれど、心配だったでしょうし、不安だったと思います。孫を迎える祖母の嬉しそうな顔、よかったなあ。あと、兄弟の力関係がかいま見えたのは面白かったな〜。兄ちゃん強いわ(笑)。カメラがなかったら部屋へは入れなかったでしょう(?)。
問題を抱えつつ意思疎通の出来ていない家族が、このドキュメンタリーを見て、うちの子も苦しんでいるのだなとか、親に心配かけているんだなとか改めて思うかもしれませんね。
現状を何とか打破したいというもがきと、希望が見えてよかったという安堵感。それが私の感動のもとなのかもしれません。

シネマ・サンライズ&高知県立精神保健福祉センター
県民文化ホール(グリーン) 2003/04/19


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