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■かるかん>さよなら、クロ|ゲロッパ!
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さよなら、クロ
さよなら、クロと言うよりも、こんにちは、古き時代の青春よ
監督:松岡錠司(2003年 日本 1時間49分)
妻夫木聡|伊藤歩|新井浩文

松岡監督の作品『バタアシ金魚』とか『トイレの花子さん』とか(他にもあったと思うけど)結構好きなんです。こじんまりしているけれど丁寧に作ってあって、どこか可愛らしいところが好きなのかな。『さよなら、クロ』もまさにそういった感じで、青春映画していてよかったです。
青春時代の恋愛って昔はこんな感じですよね〜(って誰に同意を求めてるんだ(笑)?)。気持ちを伝えたいんだけどなかなか言い出せなくて、周りの友達はやきもきして。偉人の名言を暗記しているような個性的な友達もいて(笑)。
10年後の告白は、ギリギリ青春。手をつなぐ二人を見守る友達連もよろしいです〜。なんか乙女チックですね〜。
とまあ、こう書いてきて、松岡監督と気が合うのは、松岡監督の少女趣味と私の少女趣味が一致しているからではないの?と気がつきました。う〜ん、これは検証してみなければ(笑)。

あたご劇場 2004/1/24


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ゲロッパ!
ハッタリ映画、ここにあり!
Get UP
監督、脚本:井筒和幸(2003年 日本 1時間57分)
西田敏行|常盤貴子|山本太郎|岸部一徳

いや〜、西田敏行の独壇場。お馴染みの泣き笑い顔なんだけど、なんべん見ても笑えます。岸部一徳と藤山直美の夫婦役も可笑しかったな〜。
子分(弟分)は、親分(兄貴分)が服役する前に、大好きなジェームズ・ブラウンに一目会わせてやりたいと思い、一方親分は生き別れの娘に一目会いたいと思う、二つの人情話が合体したうえに、秘密フィルムの争奪戦が絡むドタバタ喜劇。
人情のあるお話なので、「おとうちゃん」にはホロリとくるし、気分はファミリーな映画でした。
それにしても井筒監督様、ハッタリが上手いから、こういうハッタリの効いた脚本を書けるんですね。マグロ漁船は、いいわ〜(笑)。それから、監督は、話し出したら止まらない方ですか?この映画、これで終りかと思ったところが何箇所かありました。もっとスパッと切り上げたら更によかったと思います。

あたご劇場 2004/1/24


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