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■かるかん>シルミド SILMIDO|ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
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シルミド SILMIDO
金日成暗殺計画、ハートとアクションの絶妙のブレンド
監督:カン・ウソク(2003年/韓国/カラー/2時間15分)
カン・インチャン:ソル・ギョング|チェ・ジェヒョン:アン・ソンギ|チョ:ホ・ジュノ

なかなか面白かったです。ガッツン、ガッツン、力強く見応えがありました。映画作りの定石を全うした力作だと思います。
金日成を暗殺するため、元死刑囚ら31人を集めてシルミド(島)で秘密特訓したという事実に、ありえんことではないな〜と思いつつ、それを映画にしたことに、これが飛ぶ鳥落とす勢いの韓国映画界の実力だと感心しました。

金日成暗殺計画は国策の転換により中止になり、計画そのものを隠蔽するため、訓練を受け立派な兵士となった人たちを抹殺するとは、いずこの国も政府と名がつく「人間」は、非情になれるものですね。
死刑になるか暗殺のための特訓を受けるかと言われれば、選択肢は一つ。厳しい訓練の中で仲間同士の連帯感が生まれ、もし、成功したうえ生きて帰れたら、元死刑囚が英雄になれると自分の道を見つけた彼らを、なんで殺せるものでしょう。
仲間同士あるいは訓練する者とされる者の心のふれあいを、骨太に人間くさく描いて泣かせる場面もあり、見ているともう完全に彼らの味方です。もちろん、隊長も心情的に彼らといっしょなので、「彼らを抹殺せよ、さもなくばお前ももろともじゃ」と命令を受けて葛藤する姿は、大きな見所の一つとなっています。
そして、父親が母と自分を残して北朝鮮へ亡命したインチャン(ソル・ギョンク)の生立ちやら、なにやらは、結構ざっくりと描いているにもかかわらず、胸に迫るものがあり、南北分断の悲劇は、まだまだたくさんあるのだろうと、私は泣けたのでありました。
高知東映 2004/7/2


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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリー、恐怖心との戦い
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
監督:(2004年/アメリカ/カラー/2時間22分)
ハリー:ダニエル・ラドクリフ|ハーマイオニー:エマ・ワトソン|ロン:ルパート・グリント|ゲイリー・オールドマン|デヴィッド・シューリス|ティモシー・スポール|エマ・トンプソン|スネイプ先生:アラン・リックマン|ハグリット:|ダンブルドア:

おもしろかったです〜!3作目にして、初めて本当におもしろいと感じました(拍手)。
やっぱりねえ、主人公が苦しむと映画はおもしろくなるのですよ、うん。今回、ハリーは、自分の中の恐怖心と戦うのです〜。あの可愛い外見とはうらはらに、復讐心とかも内でうずまいていて、なかなかよい傾向です。
ハリーが吸血鬼もどきによい思い出を吸い取られ、負の思い出を呼び覚まされるというのは、まわりの学友が明るいだけに、ハリー、君、えらい悲しい思いをしてきたんやねと切なくなりましたよ。何回も気を失うし。負の思い出を呼び覚まされるというのは、ものすごい恐怖なわけですが、視覚的にも怖かったですね〜。
ハリーの両親への思いというのがね〜、また切ない。両親は、ハリーの支えであると同時にウイークポイントでもあるのですね。(デヴィッド・シューリスに)「君はお父さんそっくりだ」と言われて微笑むシーン。しっとりと、いいシーンでした。
ハーマイオニーとロンも成長していて、よしよし(^_^)。
毎回、ハリーに贈り物をしてくれるのは、いったい誰なんでしょう?次回が楽しみになってきました。
高知松竹2 2004/7/2


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