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■かるかん>油断大敵|茶の味
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油断大敵
おサルのかごや
監督:成島出(2003年/日本/110分)
関川仁:役所広司|猫田定吉:柄本明

おもしろかったですー。
ピンチを脱出するおまじないとして「オイッチニッ、オイッチニッ、オイッチ・オイッチ・オイッチニッ」と言っておりましたが、これが「エ〜サッ、エ〜サッ、エッサホイサッサ」と同じリズムなんですね〜。
で、「エ〜サッ、エ〜サッ」の掛け声で始まる「おサルのかごや」は、トイレに行きたいけどすぐには行けない状況のときや二日酔いのときを始め、緊張したり焦ったり不安になったりしたときなどに歌うと、なんとかその場をしのげるという魔法のようなリズムだということは、既にわたくし検証済みであります。
思えば、「エッサホイサッサ」も「オイッチニッ」も、アップテンポでもスローテンポでも様になるリズムです。その人のその時の生理及び心理状態に適したリズムを取ることにより、自然と呼吸を整えられるのだと思います。
この映画を見て、このリズムは「おまじない」などという呪術的なものではなく、科学的に使えると再認識しました。

その他、この映画で気に入ったところは、泥棒が天職という考え方、似た顔の子役を抜擢していること、親の心子知らずの描写がうまいことなどです。
偽札やオレオレ詐欺(改め振り込め詐欺)など、多数の人間が安易に犯罪を犯す末法的な世の中にあって、心温まる一時をわけてもらったことでした。

シネマ・サンライズ 県立美術館ホール 2004/12/16


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茶の味
ちょっと一服で2時間半
監督、原作、脚本、編集:石井克人(2003年/日本/143分)
春野ハジメ:佐藤貴広|幸子:板野真弥|ノブオ:三浦友和|美子:手塚理美|アキラ:我修院達也|アヤノ:浅野忠信

おーもーしーろーいー!
もう2、3時間、だらだらと見ていたかったな〜(笑)。
ゆっくりと日が沈むまで夕焼けをながめたのは、ずいぶん昔のことのような。
桜吹雪とか緑のグラデーションがきれいな山とか、田んぼや土手や、田舎の風景がいいですね〜。
臭い蓋が取れて……って(爆笑)。
おじいちゃんは、いいよねー。隠居状態だから、毎日が一休みで。っていうか、みんな一休み状態?そういえば、どうしてノブオのパラパラアニメだけ少年時代なんでしょう?
催眠術に掛かる人、掛からない人が面白かったですね。子ども二人とおじいちゃんは、掛からなかったのよねー。なんなんでしょう、この区分けは?
「山よ」って歌、石井監督が作っていたのね。昔からある曲かと思ったよ(笑)。
この自由の地平へ向って浮遊する感覚は、なんかちょっと『ギブリーズ episode2』みたいと思いました。

Movie Junky 県立美術館ホール 2004/12/18


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