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■かるかん>敬愛なるベートーヴェン|ラブソングができるまで
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敬愛なるベートーヴェン
師弟愛でそこまでするか?

おもしろかったですー。開巻、タイトルバックに使われた大フーガが耳に新しく、映像とのコラボレーションにも目を見張り、物語が始まってからはアンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)とベートーヴェン(エド・ハリス)の対決若しくは融合が面白く、また、ベートーヴェンの芸術家の狂気(偏屈とも言う)に圧倒され、甥のカール(ジョー・アンダーソン)の辛さもよくわかり、第九の初演の歓喜と大フーガの不評の対比が効いていて、晩年のベートーヴェンを知るにはよい映画でした。

収穫は何と言っても大フーガです。200年以上も昔の曲とは思えません。とても新しい。そして、力強い。
この映画で初めて聴いて、なんとまあ変な曲かと思いましたが、農民の顔、顔、顔、風景の一こま、一こま、一こまを一瞬で捕えてつないで行く映像と大変マッチしていて、アニエスカ・ホランド監督ってこんなに上手かったっけ?と新鮮な驚きでした。

それにしても、「洗ってくれ」と言われて師匠の身体を洗う弟子。師弟愛ってそこまでするものなんですか?あと、第九の初演で二人が供に陶酔する様子は・・・・・・、ホランド監督って、あら、まあ、恥〜ずかし〜い(きゃ(笑))。まあ、いずれにしても愛がなくては出来ないことです。
それから作曲家は神に最も近いって、全く理解できませんでした。

シネマ・サンライズ 高知県立美術館ホール 2007/4/27
 
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ラブソングができるまで
これほど腰を振ってくれるとはっ!

すごくよかったです〜。楽しかったし、感動しました。なんと言ってもヒュー・グラント(アレックス)がはまり役!後ろ向き人生が彼ほど似合う俳優はいないでしょう。「もうダメだと決めないで」と本音を歌う場面では、ジ〜ンときました。
片や、前向きな人生が似合うドリュー・バリモア(ソフィー)ですが、役柄は完全な前向きではなくて、小説で悪女として描かれたことに屈託を持っている女性です。弾け切れないのが残念ですが、それでもダリアのような明るい笑顔でヒュー様に魔法をかけるのです。
仏教に嵌った歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)も可愛いし、マネージャー(ブラッド・ギャレット)もソフィーの姉(クリステン・ジョンストン)もいい味出しているし。歌「愛に戻る道」もいいし、アレックスがアイドル時代のミュージックビデオもサイコー(^o^)。ラストクレジットの後日談が笑えるぅ!
(ソフィーを騙した教授兼小説家ケイツが、キャンベル・スコットとは気がつきませんでした(^_^;。渋くなったわね〜。)

TOHOシネマズ高知3 2007/4/28
 
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