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■かるかん>ロビン・フッド|バーレスク |
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ロビン・フッド 羊は束になって獅子となる |
監督:リドリー・スコット/アメリカ、イギリス/2010年/140分/脚本:ブライアン・ヘルゲランド |
リドリー・スコットとラッセル・クロウのコンビにハズレなし。脚本の妙味にうなり、俳優の演技に泣かされた。それにユーモアがあってところどころ笑わせてくれるのも嬉しかった。養蜂しているお坊さんとか最高ー(^o^)。 ●ネタバレ感想
ロビン・フッドって架空の人物なんだそうだが、この映画では史実に絡めることにより、まるで実在していたかのように描かれている。面白いので筋を全部書いておこう。ロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)は、十字軍の遠征に従軍し(神の加護を受けられるような戦いでないことに嫌気がさし脱出)、帰国途中、覚えのある銘が刻まれた剣を預かり、それをサー・ウォルター・ロクスリー(マックス・フォン・シドー)に届けることにより、ロクスリー卿の息子の嫁であるマリアン(ケイト・ブランシェット)と出会う。ロクスリー卿からは石工で思想家でもあった父親のことを教えてもらい、父の思想を受け継ぎ領民のために一働き。諸侯と共にフランス軍に応戦し、最後はマグナ・カルタをジョン王(オスカー・アイザック)に突きつけた反逆者として(というかジョン王に嫉妬されて)お尋ね者となる。 TOHOシネマズ高知8 2010/12/11 |
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バーレスク ガッツだぜ〜(^o^) |
監督:スティーヴン・アンティン/アメリカ/2010年/120分 |
素晴らしい!!!とても楽しかった。歌手になる夢を持って田舎から都会に出た女の子が夢を叶えるというお話にバーレスクという店の存亡の危機を絡めたもので、歌と踊りに魅せられ、店の支配人でスタア歌手のテス(シェール)と主人公アリ(クリスティーナ・アギレラ)のキャラクターに元気をもらえる最高のエンターテイメントだった。 バーレスクというショウ・パブの舞台裏については、主役争いなどドロドロしたものを想像していたが、テスの人柄もあるのだろうアットホームな感じでとてもよかった。テスは、ダンサーが妊娠したとすぐに気づき気遣ったり、アリがマーカスに騙されやしないかと心配して「私の失敗に学んでほしいの」なんていう言い方が優しい。幼い頃に母を亡くしたアリに化粧の仕方を教えてあげるシーンもしっとりとした見せ場だ。大切な店バーレスクを借金の形に失いそうになって、ショーンに弱いところをさらけ出すのも魅力の一つであり、彼との絆がよくわかるシーンでもある。 アリは7歳で母(おそらくシングルマザー)を亡くしている苦労人だ。若いけれど失敗も経験していると思う。ジャックがゲイでなくフィアンセがいるとわかって、泊めてもらったアパートを慌てて飛び出したことから、彼女にとっては不倫などもってのほかだということがわかる。道徳の規範がしっかりしていて気持ちがいい。さりとて堅物というわけでなく、いやいやながらもマーカスの誘いに乗る余裕がある。柔軟で強くて、何よりガッツがある。チャンスをつかむとか道を切り開くとか、それは自分を信じることから始まるのだなぁ。チャーミングでパーフェクト。黄金の輝きを持つ女の子だった。 TOHOシネマズ高知1 2010/12/18 |
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