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■ピックアップ>『クレマスター』上映会 |
11月23日(土)と24日(日)に、現代アメリカを代表するアーティスト、マシュー・バーニーの作品『クレマスター』が、高知県立美術館の主催で同美術館ホールにおいて上映されました。
『クレマスター1』から『クレマスター5』まで約7時間(二日に渡る)上映にもかかわらず、四国の各県や遠くは北海道から若い観客が詰め掛け、両日ともほぼ満席の盛況ぶりでした。 遠いところからも観客が集まったのは、『クレマスター』が美術手帖などで特集され注目を集めていたのに、東京でさえ非常に短期間の上映で、観る機会に恵まれない人が多くいたためでしょうか。 23日には、高知県立美術館の企画がもとになって出来たM・Iプロジェクトというグループの作品『M・I』も上映され、同美術館が毎年秋に行う定期上映会のテーマ「劇映画だけが映画じゃない!」ことを改めて感じさせられた二日間でした。 「クレマスター」とは睾丸に繋がる腱を包み込み、温度によって伸縮する筋肉を意味するそうです。 映画の内容は、男女のシンボルを意匠を凝らした様々な形で表現するなど、性にまつわるものや愛や死など多岐にわたっています。 9年の歳月をかけて作られ、今年完成した独創的、かつ、ユーモラスな5部作です。 『M・I』と『クレマスター』の感想のページも是非お読みください。 2002/11/25 |
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