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■くりからもんもん>2002年覚書 |
昨年は、約150本の映画を観ました。私にとっては観すぎと言える本数です。今年は、もっとセイブしようと思います。以下は、個人的な覚書ですが、私の嗜好を知っていただくのも、また御一興かと ●愛のエチュード 黒シャツ隊とすれ違うところで時代背景がわかった。主人公は、もっと苦しむべし(鬼)。 ●ゴースト・ワールド シーモア(スティーブン・ブシェミ)が、とっても魅力的。惚れ惚れ。 ●ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 この三怪獣の決戦シーンより、バラゴン登場シーンの方が断然怖い。 ●忘れられぬ人々 三橋達也の家と、畑の向こうの一本の木、よかったな〜。 ●赤い橋の下のぬるい水 沖の船に向って鏡で光を反射させるシーンが、なぜか好き。 ●蝶の舌 石つぶてが痛い。やっぱ、ラストシーンで賞。 ●フロム・ヘル 阿片漬けのジョニー・デップがいいわ〜。 ●ジェヴォーダンの獣 妹にぞっこんのヴァンサン・カッセルがいいわ〜。 ●テルミン 女性にモテモテのテルミン博士、さもあらん。摩訶不思議な楽器がおもしろかった。 ●化粧師 子どもが母(岸本加代子)の顔を描くのだが、ノーカットで描いた絵のうまいこと!練習したのかな? ●いつまでも二人で コメディもOK。マイケル・ウィンターボトムの作品にハズレなし。まじめなフランス人もいたもんだ。 ●WASABI 広末涼子、がんばった。 ●オー・ブラザー! ジョージ・クルーニーは、不精ヒゲに汚れた格好がよく似合う。もう一度聴きたい、あのコーラス。 ●ロード・オブ・ザ・リング アラゴルン〜!ビルボー!つづきを待ちきれず、原作を読んでホビットが大好きになったけど、映画では断然人間派。ヴィゴ・モーテンセンもショーン・ビーンもよかったー! ●対話の可能性 強烈アニメ。血圧及び心拍数が上がりっぱなしだった。 ●極北のナヌーク 傑作ドキュメンタリー。どなた様にもおすすめ。笑えまっせ〜! ●モンスターズ・インク 毛の一本一本まで動いている。ふさふさ〜。 ●ビューティフル・マインド ポール・ベタニー(ラッセル・クロウのルームメイト役)、いろっぽ〜い(^o^)。彼との初対面映画として記憶に残るであろー。彼、ジェニファー・コネリーと結婚したそうな。この映画が御縁となったのであろー。 ●地獄の黙示録 特別完全版 2002年、私のベストワン。どこが良いって、全部良い。特に映像を思い出しただけで、その美しさにゾクゾクする。映画館で観るべき映画。 ●メメント 哀しきガイ・ピアースに胸キュン。刺青コレクションを始めるべきか。 ●殺し屋1 う〜、やだやだ。でも、耳まで裂けた口には笑ってしまった。ピアスコレクションを始めるべきか。 ●スパイダーマン ウィレム・デフォーの息子役の彼に注目。 ●修羅雪姫 釈由美子、がんばった。すばらしいタイトル。 ●渇き 圧倒された。感動した。時空を超えた名作。必見。 ●ノー・マンズ・ランド 完璧で言うことなし。 ●暗い日曜日 浪漫派エンターテイメント。←こればっか(笑)。 ●愛しのローズマリー 笑えたな〜。グィネス・パルトローのズッコケぶりもお見事。 ●ハッシュ! くすくす笑えるところがいい。高橋和也、チャーミング。 ●鬼が来た! 地に足がついている。圧倒的なパワー。 ●少林サッカー 2002年に一番笑った映画。 ●マジェスティック まじめなジム・キャリーっていいなあ。 ●害虫 宮崎あおい、ラブラブ。 ●シッピング・ニュース 誰がどう見ても悪妻以外の何者でもないケイト・ブランシェットを本当に愛していたケビン・スペイシーにただただ涙。 ●模倣犯 「終わらせるつもりかっ!」「終わらせてください」に涙。まずそうなステーキとうまそうな豆腐。 ●ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ レトロなロックがいい。ヘドウィグって本当に優しいと思う。片割れ探しは長い道のり・・・でもないか。 ●タイム・マシン 目に美味しい時間旅行。壊れ具合も愛しい映画。ジェレミー・アイアンズが出演した動機を想像するのも楽しい。 ●カンダハール ブルカの中から見える景色もきれいなんだけれど。 ●マルホランド・ドライブ リンチ版ハリウッド・バビロン。哀しさが胸に迫る。 ●ギブリーズ・エピソード2 賛否両論真っ二つ。私は、面白くない理由が想像できないくらい面白かったので、面白くなかった人の感想をもっと聴いてみたい。 ●ピンポン キャラクターの宝庫であった。 ●琴と少年 美しい〜。浸れる〜。また見たい〜。 ●不射の射 映画を観ずして観る「未見の見」はあり得るのか!?(始まって4、5分で面白いか面白くないかは、わかるけど。) ●活きる 『活きる』と言えば饅頭。饅頭といえば『活きる』。 ●バイオハザード ミラ・ジョヴォヴィッチ、かわいい、かっこいい〜。あの強そうな女の人もよかったね。 ●リターナー 金城武と鈴木杏のこのコンビで、ぜひ、もう1本! ●インソムニア これもリメイクとは知らなかった。オリジナル作品も見てみたい。 ●アバウット・ア・ボーイ あの美少年の名前をチェックしておくべきだった。 ●日本鬼子(リーベンクイズ) 英語字幕翻訳者リンダ・ホーグランドさんによると、この映画を観たベトナム帰還兵が「自分の体験と同じ」と語り、また、中国人が「日本人を許せなかったが、この映画を作った日本人にありがとうと言いたい」と感想を言ってくれたとのこと。 ●サイン ホアキン・フェニックス、健全な若者を演じる! ●Dr.Tと女たち リブ・タイラーとケイト・ハドソンのキスシーンを覚えておこう。 ●天国の口、終りの楽園 アルフォンソ・キュアロン監督は緑がお好き。 ●ザ・ロイヤル・テネンバウムズ テネンバウムズの空気を吸って、微妙に宙に浮く。すこ〜し哀しく、すこ〜し優しい。 ●イノセント・ボーイズ 現実世界の出来事が、少年の描くマンガに昇華されていくのがおもしろかった。キーラン・カルキンはもちろん、彼以外の出演者もよかった。後味がよろしくないのとマンガの絵柄が好みでないのが残念。 ●イン・ザ・ベッドルーム 怖いですね、怖いですね、怖いですね〜。人によって怖がるところが異なるのが、また面白い。 ●BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界 比べちゃ悪いが、『エトワール』より映画的で美しい。 ●チョムスキー9.11 チョムスキー氏は、報道されない情報をどうやって収集しているのか?そこまで取材してほしかった。 ●なごり雪 ベタベタの大林節のはずなのに苦味が残る。ベンガルの○○が胸をかきむしる。 ●メルシィ!人生 『少林サッカー』に次いで笑えた。主人公のお隣のおじさんが、この映画の要。 ●チョコレート 『パトリオット』を観なかったので、この作品でやっとヒース・レジャーに会えた(満足)。 ●たそがれ清兵衛 宮沢りえは、襷掛けが身につくまで、何回も練習したんだって。そういうことが大事よね〜。 ●青い春 間接的暴力描写の痛さ、一晩中屋上に立っているシーン、青い影。映画的で賞。 ●マイノリティ・リポート 水槽の予知能力者を世話するマザコン青年が、いやらしくてよかった(笑)。 ●プレッジ 仕事人間の悲劇。少女を生餌にするのか否かで、終始、ハラハラドキドキで血圧上がりっぱなし。 ●酔っぱらった馬の時間 雪山は冷たく、兄弟姉妹は暖かく。 ●ギャング・オブ・ニューヨーク 血塗られた郷土を堂々と猥雑に虚しく描いた心意気やよし。 2003/02/12 |
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