2004年は、130本近く観ておりました。う〜ん、わたくし的には観すぎです。今年は100本くらいに抑えたいな〜。
下記のハートマークは、私のベストテンです。「これは好き!」というのを基準に選びました。順位はありません。他にベストテンを争うくらい好きな作品は、『マスター・アンド・コマンダー』『ジョゼと虎と魚たち』『茶の味』です。好き嫌いは別にして素晴らしいと思ったのは、『殺人の追憶』『こんばんは』『オアシス』『誰も知らない』です。
●フリーダ
音楽、色彩、サルマ・ハエックがグー。
●シービスケット
緑が気持ちいい。
●解夏
うるしの灸でベーチェット病が完治した人の話を聴いた頃に上映された。夏の景色と柄本明のワンポイント登場が印象に残る。
●永遠のマリア・カラス
ジェレミー・アイアンズの髪型がーーー。(似合ってない)。
●ミステリアス ピカソ 天才の秘密
ものすごく面白い。
●ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
11時間+特典映像満載のボックスセットを買う覚悟は出来ている。
●マスター・アンド・コマンダー
予告編に偽りあり。海洋冒険もの+ホームズとワトソン的友情もの。
●イノセンス
映像パワーにノックアウト。インテリ台詞に入睡眠。
●息子のまなざし
これぞリアリズム。
●ラブ・アクチュアリー
ロートル・ロッカーが、せくすぃ〜。←『アンダーワールド』で吸血気の親分やってた人。(ロートルとは、中国語で「老頭児」。お年寄のこと。)
●花とアリス
篠山紀信の写真集みたいという友人の一言を利用して、その写真集が好きという中年男性にすすめるも、上映期間切れで見てもらえず。残念。
●ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
本当に詰まらなかった。それ以上に問題にすべき点があったけど、わすれてしまった。
●ペイチェック 消された記憶
ベン・アフレックとウマ・サーマンという美男美女が出演しながら、ちっとも美しく撮れてないのはなぜ?
●サバイビング・ピカソ
ピカソ役にアンソニー・ホプキンスとは、知性が邪魔してミスキャスト。
●イン・ザ・カット
ジェーン・カンピオンは、フェミニストではない。
●飛ぶ教室
こういう先生がいてほしい。
●コールド・マウンテン
ナタリー・ポートマンにビックリ!
●オーシャン・オブ・ファイヤー
オマー・シャリフ、風格〜。
●CASSHERN
失望。
●ゴッド・ディーバ
美しい!ニコポルとホルス神の遣り取りが笑える。
●殺人の追憶
完璧。空の青さが利いている。
●こんばんは
学校は、学ぶだけでなく、仲間を作れる場所だ。
●息子の部屋
悩めるイタリア人もいる。
●冬の日
すばらしい!
●永遠の語らい
ラストシーン特集には、ぜったい選ばれる。オリビエラ監督の作品では、もっとも簡潔でわかりやすい。
●ジョゼと虎と魚たち
切なさを糧にする。恋って、えーもんやねー。
●特攻伝説
爆笑すること間違いなし!
●オウム真理教のアニメ
珍しいものを見れた。
●二度と目覚めぬ子守唄
70年代のものすごいパワーを感じる。後の世に残したい底辺の主張アニメ。
●少女椿
面白かったという印象のみ。意外と記憶の彼方なのね(^_^;。
●下妻物語
イチゴと桃子、サイコー!
●銭湯一番星
はだか踊りが、こんなに楽しいなんて(笑)。
●ミッション・クレオパトラ
まったく笑えず。フランス人は笑えたのかなあ?
●クジラの島の少女
イヌイット、大和、クジラの島の共通点は?(答え:イレズミ)
●デイ・アフター・トゥモロー
実は、かなり好き。南極から始ってラテンアメリカ(メキシコ?)で終わるスケールの大きさ。映像の迫力。図書を燃やして暖を取ったりの室内映像もグー。次から次へ災難があるうえ、父子の話で主軸がしっかり。氷の世界を夏に上映したのもよかった。
●スパイダーマン2
肝心なところでは、マスクを外してトビー・マグワイアの表情を見せる。次は、いよいよ親友対決か!?
●スチーム・ボーイ
う〜ん、残念。
●オアシス
こんなに感情を揺さぶられる映画はめったにない。主役の二人、あっぱれ。
●シュレック2
ミュージカル・シーンをもっと増やしてほしい。
●サッカー・ボール
サッカー・ボールとエイズをつなぐコンドーム。ユーモアがあって鋭い短編。
●わが故郷の歌
ユニークな登場人物がもりだくさん。笑ったり目が点になったりしているうちに、哀しみを知る。
●グッバイ・レーニン!
庶民派のおもしろさ。
●ロード88
う〜ん、平凡な出来あがり。
●ぼくは怖くない
子どもがよく描けていた。背景に社会問題があるのもいい。
●みなさん、さようなら
登場人物のインテリ台詞についていけず。
●父、帰る
絵画のような映像と父子の関係のサスペンスは素晴らしいが、結末への持って行き方で興ざめ。
●ジェリー
催眠映画。でも、ガス・ヴァン・サントだから、いいのだ。
●真珠の耳飾の少女
スカーレット・ヨハンソン!
●デビルマン
もう何も言うまい。
●白いカラス
心配していたホプキンスとキッドマンのベッドシーンは、意外とお似合い。お話は、ものたりなかったな〜。
●ヘルボーイ
ヘルボーイとか魚人間のエイブとか、とってもチャーミング。
●ションヤンの酒家
女は強い。なぜ、強いか描いているところがよかった。
●ヘブン・アンド・アース
中井貴一くんは、何をやってもうまいね〜。SFXが笑いを誘う。
●リトル・チュン
車の荷台にかけてある幌に穴をあけ、星だというシーン、好きだな〜。
●赤目四十八瀧心中未遂
生島さんのキャラが、か弱くてよかったわー。
●至福のとき
一人で旅立つラストが素晴らしい。おじさんが死んだことを知らないままというのが、とてもよい。
●誰も知らない
子どもにとっては、どんな親でも親は親。親を悪く言わないでほしいという気持ちがある。だから、悪者として描かなかったのがよかった。また、それゆえに、何が悪いのか、いろいろ考えさせられる作品となった。子どもたちの演技にブラボー!演出力にも感心した。
●血と骨
オダギリジョー!
●トリコロールに燃えて
シャーリーズ・セロンは、いつも脱ぎっぷりがいいねぇ。スペインの内戦のあとに第2次世界大戦。
●ビハインド・ザ・サン
ロドリゴ・サントローーーー!!!!『ラブ・アクチュアリー』の彼より、ずっとずっといい!作品としては、ラストの一点を除けば、ほとんど完璧。
●2046
トニー・レオン、金城武、チャン・チェン、マギー・チャンのいずれかが出演していない限り、ウォン・カーウァイの作品は決して見るまい。
●モンスター
クリスティーナ・リッチを見に行って大満足。作品としても見応えあり。ここでのセロンの脱ぎっぷりには、さすがにビックリ。
●東京原発
環境問題について勉強になって、コメディとしても楽しめて1本で2度おいしい。あ、サスペンスもあるので、3度おいしい。
●デビルズ・バックボーン
ラストシーンの余韻、すばらしい。
●隠し剣 鬼の爪
ほんわかとした肌触りの映画。さすが、寅さんの山田洋次監督。
●ハウルの動く城
「後半がよくわからんー」とか言いながら結構好き。気持ちよく見れたし、宮崎作品の中でもグッド・キャラクターそろい。
●ターミナル
スピルバーグの演出力に改めて感心。監視カメラの動き(笑)。ラスト・クレジットは嬉しい。