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■くりからもんもん>2006年覚書



2006年は、106本を観ておりました。
下記のハートマークハート印は、私のベストテンです。「これは好き!」というのを基準に選んでおります。


●あらしのよるに
異種間友達(恋人)のお話。原作と違う中途半端なラストが残念。

●プルーフ・オブ・マイ・ライフ
親離れ、自己確立の苦悩を描くも、主人公(グウィネス・パルトロー)に共感できず。ただし、父親(アンソニー・ホプキンズ)との遣り取りがなかなかよろしく、親が衰えた姿を見るつらさがよく出ていた。

●幕末
もしかして人権映画?「土州も長州もない、日本人じゃないか」という竜馬の言葉を現代に置き換えると、「日本人も中国人もない地球人じゃないか」というところかな?

●山の音
父娘以上恋人未満。

●浮雲
恋愛地獄。

●亀も空を飛ぶ
地雷がいっぱい、撤去作業で日銭を稼ぐ悲惨な状況下、子どもたちは明るく元気。脚や腕をなくした子どもも瞳はキラキラ。でも、少年サテライトの失恋は胸をえぐる。

●ヴェラ・ドレイク
善人がいっぱい。そう言えば、掲示板でもぐりの堕胎の処罰について話が盛り上がったのであった!

●さよならみどりちゃん
現代風の失恋に共感できたのであった。

●フライト・プラン
濡れ衣を着せた相手に謝らなかった非礼に止めを刺す。

●ジャーヘッド
待つ戦争。炎の中の馬の映像が圧巻。

●ミュンヘン
復讐は有害無益。情報提供者の親玉"パパ"の描き込みを見て、スピルバーグ版『ゴッドファーザーIV』を観たくなった。

●The有頂天ホテル
大晦日、てんやわんやで年改まり、心温まる。松たか子に感心。

●単騎、千里を走る。
息子のためが、自分のためもになった旅。赤土の中国、鈍色の日本海。どちらも似合う高倉健。

●いつか読書する日
中高年の応援歌。夜明け前の街角。初々しいセックス。坂道を登って見渡す景色が清々しい。

●ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女
キリスト教的冒険譚。4人兄弟姉妹がそれぞれ魅力的。白い魔女もアスランもグッドで満足。

●シリアナ
情報戦の舞台裏。アラブ人の描き方に好感が持てたものの、ちょっと雑然とした感じが残念。

●PROMISE 無極ハート印
わはははは!

●灯台守の恋
三角関係、不倫もの。灯台への行き来や、灯台の中がとてもよかった。その他、断崖の道、店屋、花火のシーンなど、絵的に印象に残っているシーンが多く、お話は古いがけっこうよい映画だったかも。

●ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
ウサギから野菜畑を守れ!楽しいけれど新鮮味が薄れたか。

●SPRIT
武道の精神性を描いた映画。リー・リンチェイのスピリットに感心。

●カーテンコール
シネコンで満席になっても、この映画のような雰囲気が出ないのはなぜだろう。

●モディリアーニ
印象、薄。

●サウンド・オブ・サンダー
もうひとつの「バタフライ・エフェクト」。意外と印象に残っている。同じシーンが何回も出てきたからか(笑)?

●ほえる犬は噛まない
食べられちゃって困るの。変な映画だった。

●プロデューサーズ
笑えるミュージカル。背の低いプロデューサーは成功する?

●空中庭園ハート印
素晴らしい。

●ブレイキング・ニュース
開巻の長回しは圧巻。

●ぼくを葬る
ナルシスト、エゴイスト。

●美しき運命の傷痕
親の因果が子に報い・・・・。←ちょっと違うか(^_^;。

●小さき勇者たち〜ガメラ〜
拾った亀の子がガメラに。ロケーションよろしく、丁寧に作られていて好感が持てる。

●シン・シティ
役者の魅力が5割増。

●狼少女ハート印
転校生、手塚留美子は器量よし。成績優秀、運動神経抜群で、いじめっ子には敢然と立ち向かう正義の味方。思い出しても清々しい。

●ダ・ヴィンチ・コード
司教(アルフレッド・モリナ)とシラス(ポール・ベタニー)を主人公に番外編を作ってほしい。

●ナイロビの蜂ハート印
浪漫派〜。

●トランスポーター2
主人公(ジェイソン・ステイサム)に惚れた!

●インサイド・マンハート印
ニューヨークの縮図。クライブ・オーウェン役得。

●GOAL!
メキシコの貧しい家からイギリスのFCへ。祖母、父、エージェント、先輩選手など登場人物がよい。でも、もっと凄いサッカーシーンを見たかった。

●綴り字のシーズン
教育パパのお陰で、ママは壊れ、兄は異教に走る。賢い妹は、綴り字大会でパパに喝を入れる。カナダ映画のようなアメリカ映画。

●白バラの祈り
若いって美しい。

●カーズ
若気の至りとロートル・エンジン再始動!

●ラストデイズ
耳をすまし、見続ける。そうでなければ寝るしかない。

●ハイジ
正統派アルプスの少女。ジェラルディン・チャップリン(ロッテンマイヤー夫人)、マックス・フォン・シドー(おじいさん)は、やっぱりうまいねー。

●ヤマムラアニメーション図鑑(『頭山』ほか)
ヤマムラさんの頭の中は、あんななのね。落語を基にしたはずの『頭山』は笑えなかった。

●年をとった鰐
どんなアニメだったか忘れた(^_^;。年をとったわにぃ。

●スーパーマン・リターンズ
危うしスーパーマン!スーパーマンとロイスと新恋人の三角関係の心の綾がたいへん面白かった。ひ弱な子どもの先々が楽しみ。

●ハチミツとクローバー
青春群像in美大。甘く切なく軽いのがいい。

●力道山
見た気がしない(涙)。(シネスコをスタンダードで上映されたため。)

●ラフ
青春と恋愛aroundプール。もこみち君と雅美ちゃん、爽やか〜。

●間宮兄弟
仲良き兄弟、恋人募集中。中島みゆき、常盤貴子、沢尻エリカが演じたキャラクターがよかったなぁ。

●マイアミ・バイス
眠って損した。

●ブロークン・フラワーズ
愛の果実(息子)は見つからず。すべては徒花だったのか。中年男の悲哀に共感できず。残念。

●涙そうそうハート印
明るく美しいところが好き。

●X−MEN ファイナル・ディシジョン
これで本当に最後にしてほしい。

●三年身篭る
食べ物と女性がいっぱい。三年間の親修行は、つまらなかった。

●ブラック・ダリア
猟奇殺人事件の謎解きについて行けず。俳優が小粒。スカーレット・ヨハンセンは好きだけど。

●トリスタンとイゾルデ
悲恋ものの浪漫たっぷり。マーク王(ルーファス・シーウェル)は素敵。カット割が短く、せっかちな感じがした。もっとゆっくり景色を見たかった。

●16ブロックハート印
これが本当の再チャレンジ。人は生まれ変わることができるってことを、失意のロートル警官と、ケーキ屋を夢見る元囚人が証明してくれた。

●雪に願うこと
ばんえい競馬、頑張れ!

●ボブ・ディラン「ノー・ディレクション・ホーム」
現在のディラン本人は心の底を打ち明けることがないので、他の人物の「証言」を聴くがよろし。若い頃は、可愛いねー。ノンポリなのに政治的人間のように受け止められるは、エレキギターでバンドを組むと裏切り者呼ばりされるは、あれこれの果てに現在の苦みばしった顔があるわけか。ディランの憧れの歌手から、恋人、同時代のアーティストと巧みな編集で一挙に見せたスコセッシのお手並み鮮やか。

●DEATH NOTE The last name
殺人はよろしくないという当たり前の結末でよかった。リュークが鳴りをひそめた代わりにエルが魅力を発揮。謎解きはギリギリついていける複雑さ(?)で、よかった、よかった。

●プラダを着た悪魔
恋を取るか仕事を取るか。仕事を取った悪魔(メリル・ストリープ)の悲哀も描いた、意外と真面目な作品。アン・ハサウェイの口は、ジュリア・ロバーツ二世か?

●ヨコハマメリー
構成と演出がうまい!メリーさんを追いかけると、戦後間もない横浜の賑わいと、子を産み捨てた女たちの悲哀が浮かび上がる。元次郎さんの「マイウェイ」を聴いて、初めていい歌だと思った。

●家の鍵
ハンディキャップを持つ子どもを育てる大変さをラストに至ってようやく知る父親。ハッピーエンドじゃないことに意義がある。ハンサムなパパ(キム・ロッシ・スチュアート)は目の保養。

●ゆれるハート印
人の心は"ゆれる"もの。

●麦の穂をゆらす風ハート印
ある兄弟を主軸にアイルランドの独立戦争と内戦を描いた映画。目標とか理想を見失うと、人はとんでもない場所に立ってしまうということと、政府というのは人民を支配し抑圧する存在になりがちだということは、アイルランドに限ったことではないと思う。

●上海伯爵夫人
失意の元外交官(レイフ・ファインズ)とロシアの亡命貴族(ナターシャ・リチャードソン)の大人の恋愛映画。日本軍が侵攻してきて元外交官の夢が壊されると同時に目が覚めるのがミソ。N・リチャードソンの素晴らしい演技に魅了された。

●007 カジノ・ロワイヤルハート印
サラリーマンみたいなジェームズ・ボンドから、ワイルドなボンドに変身。ダニエル・クレイグ、傷が似合う。何着ても似合う。何も着なくても似合う(^Q^)。

●ありがとう
古市忠夫さんが、阪神淡路大震災から奮起してゴルフのプロテストに合格するまでの実話。タイトルバックから演出、演技、お話とかなりベタだが、ベタさに統一感があり、亡くなった人を大事にする生き方の直球勝負の訴えかけも奏功している。震災は日本映画には珍しくなかなかのスペクタクルで、被災した町並みの引きの絵に「よくぞここまで」とひたすら感心。

●武士の一分
毒見という仕事に命を賭けるより、妻の仇に命を賭ける方に心が燃える。労災に対する生活の保障があるのは嬉しいが、意あって心ないお上の態度はいかがなものか。お上とはそうしたものと割り切って、妻との暮しを楽しむべきかな。

●モダン弥次喜多土佐道中
弥次さん喜多さん、酒好き、女好き(笑)。西の方にも来てほしかった。

●シャーロットの贈り物
クモの恩返し。友達っていいな。心を洗われる清々しく気持ちのよい映画。

●エラゴン
イマイチ。救いはジェレミー・アイアンズとジョン・マルコヴィッチ。二人の対決がないのはもったいない。

●犬神家の一族
オリジナルを忘れていたので楽しめた。

●大奥
絵島生島物語。西島秀俊(はぁと)。映像が全く美しくない。

2007/01/07


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