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■ピックアップ>2005年高知のオフシアター・ベストテン上映会 |
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●ベストワン作品(2本)と、おまけの1本が入場無料! ベストワン作品を見逃した方、もう一度見たい方、そして、おまけの1本をまだ見ていない方(あるいは大画面で見たい方)、皆々様、ぜひ、高知県立美術館ホールへお運びください。 |
日本映画第1位 『運命じゃない人』(2004年/日本/カラー/98分) 監督:内田けんじ 出演:中村靖日、霧島れいか、山中聡、山下規介、板谷由夏 映画賞:2005年ブルーリボン賞スタッフ賞(内田けんじの脚本に対して) お話:人のいい青年が、とある事件に巻き込まれた一夜を描いたサスペンス・ラブ・コメディ。探偵、ヤクザ、性悪女など各人の視点で描かれることによって、事件の真相が明らかになっていきます。10人中、9.5人は、大満足、間違いないです。 見所: まあ、この映画、楽しい楽しい作品です。『お熱いのがお好き』『七年目の浮気』のビリー・ワイルダーが、日本で生き返ったか思いました(笑)。1年間分笑えて、見た後、ほかほか幸せになれる映画です。いいセリフが、いっぱい。監督・脚本、若いのになあ。苦労したかもなあ(笑)。 純情青年が、いいなあ。年寄り、だまして金儲けする今の世の中に、こんな青年がいたんかいう、日本も捨てたもんやないね(笑)。はい、みなさん、この映画観て、宝くじ買うより確実に幸せになってください。 |
外国映画第1位 『父、帰る』(2003年/ロシア/カラー/111分) 監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 出演:イワン・ドブロヌラヴォフ(弟イワン)、ウラジーミル・ガーリン(兄アンドレイ)、コンスタンチン・ラヴロネンコ(父) 映画賞:2003年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞 2003年ヴェネチア国際映画祭新人監督賞 2003年ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞 お話:12年ぶりに突然帰宅した父は、二人の息子を湖への小旅行へ誘います。父は、今まで何をしていたのか、本当に僕の父なのか。顔も知らなかった弟は、父への不満がつのり、ついに……。 見所: まー、このお父ちゃん、12年も何してたんか。わかりません。わかりませんが、スパルタです。暴力は振るわんけどな。はい。お兄ちゃんの方は、まだ言うこと聴くけど、弟はおとうちゃんが、だんだんだんだん、嫌になってくるんです。帰ったばっかりは、どんなお父ちゃんか楽しみやったのにねぇ。お父ちゃん、女の尻見てイヤラシイ。お父ちゃん、横暴、いうて、どんどんどんどん、嫌いになるの。怖いですね〜。 今はおらんな、こんなお父ちゃん。息子の成長ぶり見たら、おってもえいかもな。 キャメラ、よかったなー。どっかの画家の描いた絵ぇみたい、きれいな青緑。美術品です。 |
落穂拾いの1本 『ほえる犬は噛まない』(2000年/韓国/カラー/110分) 監督:ポン・ジュノ 出演:ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ、コ・スヒ、キム・ホジョン、キム・ジング、ピョン・ヒボン お話:連続小犬失踪事件をめぐる騒動を描いた新感覚コメディ。自分の手で犯人を捕まえようとする女子事務員とその親友など、おもしろ人物が次々登場。 見所予想: はい、このペ・ドゥナいう女の子、おもしろい子ですね〜。『リンダ・リンダ・リンダ』で、とぼけた韓国人留学生やってた子です。天性のコメディエンヌやね。 ポン・ジュノいう監督さん、『殺人の追憶』、怖かったなー。力のある監督さんです。そのデビュー作が、異色コメディいうのは面白いですね。おっさん、おばさん、どんな変な人が出てくるか、よい映画に出てくる人は、みんな可愛らしいから、どんな可愛い人か、わたし、楽しみですね〜。 |
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