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■くりからもんもん>とっておきの青春(4)『プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角』 |
プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角
主人公はアンディ(モリー・リングウォルド)で、彼女はブレーン(アンドリュー・マッカーシー)に恋しています。ブレーンの方でもアンディが好きでパーティーに誘ったんだけど、招かれたアンディはお金持ちの嬢ちゃん坊ちゃんの集まりにすっかり気後れしてしまいます。また、ブレーンは「あんな貧乏でダサい女と付き合うなら絶好だ」と仲間から言われて悩みます。(悩まず彼女を取れ!と思いますが・・・・(笑)。)
そして、我らがダッキーは、幼なじみのアンディにずーっと片思い。アンディの恋の行方を複雑な思いで見守ります。 ダッキーの他にも良いキャラクター揃い。特にアンディのお父さん、渋い!アンディの相談相手、イオナは太田裕美みたいな声でセリフもよかったような。ジェームズ・スペイダーは、この頃、こんな脇役ばかりでしたが、目を引く美貌で印象に残っていましたね。 |
アンディの父、ジャック (ハリー・ディーン・スタントン) |
金持ちのお坊ちゃん、ステッフ (ジェームズ・スペイダー) |
よきアドバイザー、イオナ (アニー・ポッツ) |
他によかったところは、やはりファッションですかねぇ。 |
ジョン・ヒューズ John Hughes 1980年代に10〜20歳代だった映画ファンにとっては、ヤッピー映画、ジョン・ヒューズ、ブラット・パックは懐かしい言葉ではないかと思います。だから、「とっておきの青春」では、ブラット・パックを起用して ちなみにヤッピーとは、高学歴、高収入のオシャレな若者(主にNYで)、プラット・パックとは、80年代の青春映画で活躍した特定の俳優の一団です(主にハリウッドで)。
で、allcinemaで調べてみたら、ヤッピー映画と言えるのは『結婚の条件』(SHE'S HAVING A BABY/監督:ジョン・ニューズ/アメリカ/1988/106分)くらいなものでしたが、80年代のジョン・ヒューズは『結婚の条件』の他に、『すてきな片想い』『ブレックファスト・クラブ』『ときめきサイエンス』『フェリスはある朝突然に』『大災難P.T.A.』『おじさんに気をつけろ!』を監督しています。 ジョン・ヒューズが80年代に手がけた作品は、その他にもたくさんありますが、特筆したいのは『恋しくて』(SOME KIND OF WONDERFUL/監督:ハワード・ドゥイッチ/脚本:ジョン・ヒューズ/アメリカ/1987/95分)。ボーイッシュなロック少女メアリー・スチュアート・マスターソンが、エリック・ストルツに片想い。エリックの方は、リー・トンプソンに恋してて・・・・、と性別を変換した『プリティ・イン・ピンク』です。でも、『プリティ・イン・ピンク』よりマジで切ないです。軽いのが好きな私は、やっぱり『〜イン・ピンク』だなぁ。 90年代以降ジョン・ヒューズは、製作や脚本に専念して『ホーム・アローン』などを大ヒットさせています。 2007/7/15 |
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