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■くりからもんもん大河浪漫>16世紀〜19世紀
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王妃マルゴ 1572〜1610頃 イザベル・アジャーニ、ジャン・ユーグ・アングラード、ヴァンサン・ペレーズ、パスカル・グレゴリー、ミゲル・ボセなど美形俳優が勢ぞろい!舞台の演出家でもあるパトリス・シェロー監督の美意識がすみずみまでいきとどき、虐殺された死体の一体一体に化粧をほどこし、ポーズを付けたかのようだ。
フランス
◎聖バルテルミーの大虐殺(カトリックの傭兵がプロテスタントの老弱男女を血祭りに)
◎カトリーヌ・ド・メディシスによる権謀術策てんこもり
ミッション 18世紀後半 デ・ニーロとアイダン・クインの兄弟愛、デ・ニーロとジェレミー・アイアンズの師弟愛、これはおいしい!はずだったのだが、デ・ニーロとアイアンズの間には、冷たい空気が・・・・(^_^;。しかしながら、スペインとポルトガル連合軍に向って、武器を手にするデ・ニーロと祈りで抵抗をするアイアンズは、道は違っても信念で固く結ばれているはずであり、こういうドラマ性が観客を熱くするのだ。イグアスの大瀑布も見所。
アルゼンチン(イグアスの滝)
パラグアイ
◎グァラニー戦争(伝道村のグァラニー族とイエズス会士たちがスペイン&ポルトガル連合と戦う)
◎イエズス会追放の流れへ
アマデウス 1781〜1823 かつら、衣装、宮廷、劇場、すばらしい。モーツァルトの音楽は、もちろんすばらしい。げっぷとおならとバカ笑いの無邪気な青年が、父の影におびえ、傑作を残しながらも無縁仏として葬られる最期が痛ましくも哀れ。天才を妬ましく思うサリエリを演じたエイブラハムよりもトム・ハルスに演技賞を!
オーストリア
◎モーツァルト旋風とその死
ゴシック 1816年6月15日 いや〜ん、もう、バイロン卿がいろっぽ〜い!それもそのはず、ガブリエル・バーンが演じているのだ。ケン・ラッセル監督の稲妻のようなカット割り、様々な大人のおもちゃが楽しく、猥雑で恐ろしくも笑える一本。
しかし、こんな悪夢のような一夜を明かしたら、怪奇小説の一つや二つ生まれても不思議はない。特にメアリが見た死産の夢がフランケンシュタインにつながるというのが、感覚の面で説得力があった。
スイス、ジュネーブのディオダディ
◎フランケンシュタインと吸血鬼ドラキュラが生まれるきっかけとなった狂乱の一夜
鹿鳴館 1886年天長節 三島由紀夫の戯曲を映画化したもので、お話がとんでもなくおもしろい。しかも、主人公を演じる浅丘ルリ子の台詞回しが耳に心地よい。また、彼女の声音は、心地よいだけでなく、舞踏会場に襲撃に来た自由党の残党に向かって切る啖呵は、クローズアップも美しく鳥肌が立った。浅丘のみならず、みんな衣装がすばらしいが、洋装よりも着物の豪華さに目の保養をさせてもらった。庭の紅葉なども美しい。
日本
◎文明開化(のつもり)


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