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自主上映情報
2000年
8   月

バレット・バレエ
高知市

ボンベイ
高知市

甦るアニメ伝説
高知市
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シャンドライの恋
高知市
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ヴァージン・スーサイズ
高知市
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アニエスb.は映画が大好き2
高知市
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高知コメディ映画祭
アニエスb.は映画が大好き
高知市
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足摺岬
おこんじょうるり
高知市
高知コメディ映画祭
安田町
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足摺岬

おこんじょうるり
窪川町
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玻璃の城
高知市
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バレット・バレエ

8月1日(火)13:20/15:00/16:40/18:20/20:00
県立美術館ホール
主催: MOVIE JUNKY

塚本ファンの皆さま、お待たせしました〜!(って、私が上映するわけではありませんが。)
『バレット・バレエ』とは、弾丸がバレエを踊るがごとく飛び散るのでありましょうか?
モノクロ映像を強烈ビートとカットで刻んだ予告編は、どこがバレエや!? というくらい目まぐるしく、暴力的ですらありました。いや〜、ワクワクしますね。
監督、脚本、撮影監督、美術監督、照明、編集、製作、主演をこなす家内製手工業。 作品を観ると、監督がどれだけ映画を撮ることに愛着があるかすぐわかる。 塚本作品ってチャーミングだと思うのは私だけでありましょうか?

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ボンベイ

8月5日(土)
県民文化ホール(グリーンホール )
主催: 四国文映社

ヒンズー教とイスラム教の対立を乗り越えたインド版ロミオとジュリエット。 もちろん歌あり踊りあり、美女とマイケル・ジャクソン"もどき"あり、 涙がちょちょ切れる感動巨編です。
ボンベイで起ったヒンズー教徒とイスラム教徒の大暴動をクライマックスに織り込んで、 暴力の悲劇と愛の勝利というストレートなメッセージを持った社会派映画でありながら、 娯楽度120%に仕上げているのはインド映画の真骨頂といえるでしょう。

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甦るアニメ伝説

8月6日(日)
県立美術館ホール
主催: 高知県立美術館

詳しくは
美術館の「甦るアニメ伝説」のページへ

旧ソビエトアニメ:Aプロ (89分)午前10時30分〜
『つくり話』 『魔法にかけられた鳥』 『夜』 『きりん』 『水の中のサモデルキン』 『ジャンプ』 『雄牛』 『コサックのサッカー』

テックス・エイブリー:Aプロ (91分)午後1時〜
『人の悪いリス』 『うそつき狼』 『ドルーピー/つかまるのはごめん』 『腹ぺこハゲタカ』 『ぼくはひとりぼっち』 『スカンク君の悩み』 『ウルトラ小鴨』 『月へ行った猫』 『ねむいうさぎ狩り』 『田舎狼と都会狼』 『冬眠中はお静かに』 『呪いの黒猫』

エストニアの巨匠レイン・ラーマット特集 (100分)午後2時40分〜
『飛翔』 『猟師』 『氷原のアンテナ』 『野原』 『ビッグ・ティル』 『地獄』 『物乞い』 『シティー』

テックス・エイブリー:Bプロ (89分)午後4時30分〜
『おかしな赤頭巾』 『のろまな早起鳥』 『狼とシンデレラ』 『ある殺人』 『さぼり屋リス』 『恐怖よさらば』 『ドルーピー/アラスカの拳銃使い』 『とんだ野球試合』 『ドルーピー/チャンピオン誕生』 『森の小さな靴屋さん』 『腹話術は楽し』 『太りっこ競争』

旧ソビエトアニメ:Bプロ (70分)午後6時10分〜
『カプリッチオ(綺想曲)』 『ペスト』 『ハエとゴキブリ』 『最後の一葉』 『ガイドゥーク』 『パパ・カルロ劇場』

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シャンドライの恋

8月18日(金)6:20/8:10
県民文化ホール(グリーン)
主催: シネマLTG

ベルナルド・ベルトルッチは私がもっとも愛する映画監督の一人なので、 ここ数年断固擁護してきました。
「『リトル・ブッダ』は特殊効果をふんだんに使ってみたかったのであり、いわば画家の習作である。 映画作家たる者は、新しい技術には飛びつかんといかん。」とか 「『魅せられて』はリブ・タイラーの素描なんだから、彼女が生き生きと魅力的に描かれて いればそれでいいわけよ。」とか「だいたい、ピカソなどの大画家が描いたものなら、 紙ナプキンでさえ後生大事にするくせに。映画監督は不憫やの〜。」などとかばうのが大変でした。 しかし、この新作はこうした擁護の必要がないくらい評判がよく、ファンとしても一安心です。

舞台はイタリア。無口で孤独な英国人ピアニストは、アフリカから来た女性シャンドライを愛し、 彼女のためなら大切なピアノさえ手放すほどです。 彼女はアフリカで投獄された夫に会いたいのですが、英国人にもほだされます。 二人の男性の間で揺れ動く彼女の愛の選択は・・・・?というお話。
シャンドライには『M:i2』で小悪魔的魅力を振りまいていたサンディ・ニュートン。 英国人ピアニストには、白魚のような指の持ち主デイヴィッド・シューリス。

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ヴァージン・スーサイズ

8月23日(水)13:10/14:55/16:40/18:25/20:10
県民文化ホール(グリーン)
主催: MOVIE JUNKY

「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」という原作の題名といい、 その少女たちに憧れていた少年が回想形式で物語る構成といい、ツボですね〜(私の)。 チラシの5人の金髪美少女を見たり、その両親に扮するのがキャスリン・ ターナーとジェイムズ・ウッズだと聞き及び、70年代が舞台でその頃のポップスが 散りばめられているとあっては、観る前から嵌まりそうです。

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アニエスb.は映画が大好きパート2

8月24日(木)
14:00〜15:57/ 16:10〜17:55
18:10〜19:53/ 20:10〜21:10
8月25日(金)
14:00〜15:18/ 15:30〜16:30
16:40〜18:44/ 19:00〜20:48
県立美術館ホール
主催: シネマLTG

上映作品は以下のとおりで、長編と短編がセットになっています。
解説はチラシからの引用です。

『死者とのちょっとした取引』(A)
(パスカル・フェラン監督/1994年/108分)
三人の登場人物。少年、30代の科学者。40代の女。 三人は、それぞれの胸に宿る死者と「折り合い」をつけようとするが・・・・。 登場人物の夢想や回想、そして妄想を通して、各々の内面へと踏み込んで行く女性監督作品。 1994年カンヌ映画祭新人賞受賞。
(同時上映:『カミーユ』ファブリス・ゴベール監督1998年、8分30秒)

『私を忘れて』(B)
(ノエミ・ルヴォウスキ監督/1995年/95分)
愛する男には愛されず、自分が辛く当たる男に愛される女、ナタリーの物語。 パリ映画高等学院出身の女性監督がパリの街や、地下鉄、アパートの荒々しい風景の中で 現代の若者たちを的確に描き出した意欲的な処女作。 主演は、フランス期待の若手女優ヴァレリア・ブリュニ・テデスキ。
(同時上映:『何も言わずに』ヴァンサン・ペレーズ監督1998年、10分)

『アンコール』(C)
(パスカル・ボニツェール監督/1996年/96分)
リヴェットやテシネの脚本を手がけてきたボニツェールの初監督作品。大学教授が、 女子学生の家に招かれたことから、誘惑の罠に陥る。1996年東京国際映画祭出品。
(同時上映:『キー・ゲーム』ミシェル・アッサン監督、1994年、7分)

『柔らかな水』(D)
(マリー・ヴェルミラール監督/1996年/58分)
父、母、子。一家は、滑らかに流れる運河の水の上を運搬船でゆっくりと進んでゆく。 ヴィゴの『アタラント号』に比べられる女性監督による傑作。
(同時上映:『ママの贈物』パトリック・アルピヌ監督、1998年、20分)

『少女』(E)
(エマニュエル・ベルコ監督/1998年/42分)
14歳の少女の初体験を鮮烈に描いたこの作品で、女性監督エマニュエル・ベルコは、 トリュフォーの再来と評された。主演のイジルド・ル・ベスコにも注目。
(同時上映:『ヴァカンス』エマニュエル・ベルコ監督、1997年、18分)

『神のみぞ知る』(F)
(ブリュノ・ポダリデス監督/1998年/120分)
優柔不断な音響技師のアルベールは、地方選挙中に、3人の若い女性と出会う。 主演は、監督の弟で『そして僕は恋をする』でも名演技を見せたドゥニ・ポダリデス。
(同時上映:『ハエ戦争』ドゥニ・ベルナール監督、1998年、3分40秒)

『新しい肌』(G)
(エミリー・ドゥルーズ監督/1999年/96分)
ゲームソフトの仕事を持ち、看護婦の妻と4歳の娘とともにパリで暮らしているアランは突然、 これまでの職を捨ててしまう。職業安定所の勧めで、建設現場監督となるための4ヶ月の訓練 を受けることにするのだが・・・・。監督のE・ドゥルーズは哲学者ジル・ドゥルーズの娘。 99年カンヌ映画祭批評家連盟賞受賞。アニエスb.が製作に参加。
(同時上映:『カウント・ダウン』ガエル・モレル監督、1995年、12分)

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高知コメディ映画祭

8月25日(金) 県民文化ホール(グリーン)
8月26日(土) 大心劇場(安田町)
主催: シネマ・サンライズ
上映時間 8月25日(金)
グリーンホール
8月26日(土)
大心劇場
13:40〜 「親指スター・ウォーズ」
「親指タイタニック」
「親指スター・ウォーズ」
「親指タイタニック」
14:50〜 「丹下左膳余話 百万両の壷」 「丹下左膳余話 百万両の壷」
16:30〜 「ラブ・ゴー・ゴー」 上映なし
18:30〜 「親指スター・ウォーズ」
「親指タイタニック」
「親指スター・ウォーズ」
「親指タイタニック」
19:40〜 「丹下左膳余話 百万両の壷」 「丹下左膳余話 百万両の壷」

『親指スター・ウォーズ』『親指タイタニック』『ラブ・ゴー・ゴー』3本立て 4本立て上映。
親指シリーズは言うまでもなくパロディです。予告編を見ましたが笑えます。楽しみ〜。
『ラブ・ゴー・ゴー』は予告編を見た限りでは、複数の登場人物が主人公です。 それぞれ冴えない所があるけれど、それを乗り越えて恋人を獲得するという、 何か勇気づけられそうなコメディです。持てないブラザーズ&シスターズは観るべし(!?)。

『丹下左膳余話 百万両の壷』

なんと、コメディ映画祭は、もう1本上映作品がありました。
これ、ものすごく面白いという噂を耳にしておりまして、観たかったんです。
しかも監督が傑作ばかりを撮ったんだけど、若くして戦死したうえ、 残された作品が数本しかないという伝説の人、山○貞○でしょう?←さて、 ○にはどんな文字が入るでしょう。それは私もうろ覚え(^_^;。
とにかくこのコメディ映画祭は必見ですね!

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足摺岬

おこんじょうるり

8月26日(土)10:00/12:10/2:20/4:30/6:40
自由民権記念館
主催: 小夏の映画会
8月27日(日)PM7:00のみ
窪川町農村環境改善センター
主催: 窪川シネマクラブ

『足摺岬』と『おこんじょうるり』(25分)の2本立です。
アカの嫌疑で投獄されるは、母親は急死するは、肺を患い喀血するはのどん底 状態に置かれた青年(木村功)は、自殺の名所足摺岬にたどり着くが、恋する 女性の面影が忘れられず・・・・。生き難い人生を生きぬく主人公の姿が清々 しい『足摺岬』。って、観てきたみたいに書いていますが、わたくし未見でご ざいます。
『おこんじょうるり』は「いたこと泥棒の奇妙な友情がつくりだす珠玉の人情話。 ユーモアとペーソス、民話調の深い味わいの人形アニメ。」だそうです。

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玻璃の城

8月29日(火)13:20/15:25/17:30/19:35
県立美術館ホール
主催: 高知シネマクラブ

『宗家の三姉妹』のメイベル・チャン監督が、二十数年にわたるメロドラマ(?)を撮りました。
香港で70年代に学生運動を通じて知り合った男女の淡い恋と別れ。そして、彼らの子どもがそれ ぞれの親の死をきっかけに出会い、香港が中国に返還される1997年を前に親たちの過去を辿っ て行くというお話。
(レオン・ライののっぺりした顔に、早くしわが刻まれることを切に願います。 演技力はあると思うけれど、陰影のない顔なので損をしていると思うのですが。 そんなこと思うのは、私だけでしょうか。)

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