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■かるかん>アニマトリックス|ドリームキャッチャー
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アニマトリックス(ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス)
実写みたいな立体アニメ。かっちょいいー!
THE ANIMATRIX
監督:アンディ・ジョーンズ|脚本:ウォシャウスキー兄弟|11分

かっこいいですね。いろっぽいですね。ほとんど実写ですね〜。
ストーリーは、あって無きが如しなのですが、ストーリーなんかどうでもよくなる見た目の面白さが素晴らしい。特に冒頭の野球拳もどきの斬り合いシーン。見とれました。
こんなことなら、『ファイナル・ファンタジー』も見ておけばよかったな〜。
マネキンのような肌の質感で人間ぽい動きをされると、妙にエロチックです。期待に応えて男性も脱いでくれますし(笑)。血管浮きあがりがお見事ですぅ。
『ドリームキャッチャー』のおまけで上映されていまして、得した気分でした。

なお、こういう短編がいくつかあって、中には日本人が作ったものもあるそうです。いずれも脚本はウォシャウスキー兄弟で、ネオやトリニティたちとは別の人間たちが、コンピューターと闘いを繰り広げているそうです。DVDの販売&貸出もしているみたいよ。(それとも、これから「する」のだったかな?確認していなくてスミマセン。)

高知松竹3 2003/05/03


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ドリームキャッチャー
友情は続くよ、どこまでも
Dreamcatcher
監督:ローレンス・カスダン|原作:スティーブン・キング
ヘンリー:トーマス・ジェーン|ビーヴァー:ジェイソン・リー|ジョーンジー:ダミアン・ルイス|
ピート:ティモシー・オリファント|ダディッツ:ドニー・ウォルバーグ|
大佐:モーガン・フリーマン|部下:トム・サイズモア

いや〜、よかったです。面白くなさそうなんて言って、すみませんでした。
確かに「なんでだろ〜?なんでだろ〜?」と歌って突っ込みたくなるところがたくさんありますが、少年時代から大人になっても続く友情が、純粋でまぶしいっ!
この映画は、SFホラーに分類できるかもしれませんが、私はあえて少年冒険小説物と言いたいですねぇ。
4人の少年は、いじめられていたダディッツを助けたため、ダディッツから超能力を授かり、大人になって・・・・というお話です。



●ネタバレ感想
とにかく、友達が死んで行くのを見ているしかないという場面や、友達なのか敵なのかわからないので、もはや殺すしかないのか(?)という場面、感情移入できました(涙)。仲良し4人組の連帯感は、よく描けていたと思います。
また、原作者のキングは、『スタンド・バイ・ミー』にも描かれていたとおり友達を亡くしているそうで、友の死というモチーフは、ことのほか気合が入っているように(映画を見ていて)思いました。

なんかもう、ここ(友情)さえしっかり描いておけば、あとは観客を怖がらせ、飽きさせず、驚かせばよいでしょうといった作りで、実際私は、怖くて飽きず、たいへん楽しませていただき、誠にありがとうございますといった感じでした。
私が「驚かし」の部分で驚かなかったわけは、リック(迷い人)のお腹が膨れてグルリンと動いた時点で、「うあーーー!エイリアンだぁ(涙目)。」と予想がついていたからです。(誰でも予想はつくでしょうけど。ダディッツの正体も予想の範囲ですよね。ミスター・グレイとの関係は、よくわかりませんが。この関係は、友情と裏切りの匂いがするので、もっと知りたいという気にさせられましたが、そこを詳しく描くとおしまいで観客を驚かせないものね。)

それにしても、エイリアンがお腹を食い破って出てくるのは、もう20年前にやられているから、オリジナリティを追求して(?)あんなところから出てくるというは、少年ものっぽくありませんか?ゲップとかゲロピーとかオナラとか急所を噛まれたりとかも、少年っぽいというか子供っぽいというか(笑)。
宇宙人が人間の身体を乗っ取るとき、赤い霧状になるのは『ヒドゥン』を思い出したし、宇宙人が世界を征服しようとしているのは『サイン』みたい(笑)。
でも、『サイン』とちがって薄っぺらくないのは、『ドリームキャッチャー』に友情があって、そこに心を動かされるからだと思います。
それに私は「記憶の倉庫」の造形が大変気に入りまして、こういうシーンがあることも『サイン』よりずっと出来がいいと思った次第です。

高知松竹3 2003/05/03


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