ＰＤＦチラシ表（493kb）
ＰＤＦチラシ裏（743kb）
７月５日（金）グリーンホール
１０：３０〜１３：１０『この空の花 長岡花火物語』
（休憩）
１４：００〜１６：１２『ＣＵＴ』
１６：３０〜１８：３３『別離』
１８：５０〜２１：３０『この空の花 長岡花火物語』
７月６日（土）グリーンホール
１０：３０〜１２：３３『別離』
（休憩）
１３：２０〜１５：３２『ＣＵＴ』
１５：５０〜１８：３０『この空の花 長岡花火物語』
前売り券１作品６００円。３本とも買っても1,800円。チケットは、高新プレイガイド、美術館ミュージアムショップ、かるぽーとミュージアムショップ、高知大丸プレイガイドで発売中！
外国映画第１位『別離』
はい、皆さん、また、お会いしましたね。
この『別離』、イラン映画。イランのインテリ夫婦の離婚の危機です。まあ、可愛いお嬢ちゃんがおって、お父ちゃんにつくか、お母ちゃんにつくか、可哀想やなぁ。でも、このお嬢ちゃんが賢いの。
もう一組、敬虔なイスラム教徒の夫婦で、お父ちゃんは失業中、お母ちゃんはないしょで働いてる。貧しいの。けど、プライドが、よう描けてるのよ。監督、りっぱやなぁ。
離婚の裁判に、事件の裁判。イランの裁判もおもしろいよ。ハラハラしながら、「どうなる？どうなる？」いうて観たもんなぁ。あの世から観ても、面白いものは面白い。お薦めです。
監督：アスガー・ファルハディ
2011年、イラン、123分
アカデミー賞外国語映画賞受賞
日本映画第１位『ＣＵＴ』
はい、この映画は、イラン人のアミール・ナデリ監督の作品です。日本資本で作られたので、ベストテンを選ぶときは日本映画に分類されてます。まあ、この監督さん、あの世まで名前は聞こえてますよ。
映画が、好きで好きで、好きでたまらん青年が西島秀俊。映画好きが高じて映画監督になったんやね。兄ちゃんも援助するの。でも、売れんのよ。兄ちゃんの残した借金を返済するため、殴られ屋になるんやけど、もう、映画が好きで好きで、好きでたまらんいう作品です。
と観てきたように言うてみたけど、まだ観てないの（笑）。
監督：アミール・ナデリ
2011年、日本、120分
西島秀俊、常盤貴子、菅田俊、でんでん、笹野高史
高知初公開作品『この空の花 長岡花火物語』
『転校生』『時を駆ける少女』『さびしんぼう』の尾道三部作の大林宣彦監督の新作。わたしね、『淀川長治物語・神戸篇 サイナラ』を作ってもろてるの。近年、大分とか長野で撮られてるなと思うてたら、この作品は新潟県の長岡です。
長岡ゆうたら聯合艦隊司令官山本五十六の出身地で、花火でも有名ね。ご覧になったことがない方も、山下清のちぎり絵の花火と言えば、ご存じかもしらんね。
花火から長岡の歴史、長岡の歴史から東日本大震災、いうふうにつながっているらしいの。「２０１２年一番泣いた映画」という人もいるくらい。楽しみやね。
それでは、また、会場でお会いしましょう。それまで、サイナラ、サイナラ。
監督：大林宣彦
2012年、日本、160分
松雪泰子、高嶋政宏、富士純子