■カレンダー＞６月

そうかもしれない
（監督：保坂延彦／日本／２００５年／１０６分）
日時：６月１日（金）１３：３０／１６：３０／１９：００
６月２日（土）１０：００／１２：００／１４：００
場所：自由民権記念館　民権ホール
主催：とさりゅう・ピクチャーズ
バリアフリー上映

●お話と見所
慎ましく仲睦まじく暮す老作家高山治（桂春團治）とその妻ヨシ子（雪村いづみ）でしたが、妻が認知症に・・・。夫婦生活５０年、何事も二人で乗り越えてきたので、夫は一人妻の看護を試みますが、やがて限界に達します。
そして、自らも病を得て・・・という筋だけ聞くと重たいですが、見てみると全く悲愴感はありません。愛する人が自分のことを忘れてしまう、会話が成り立たないという切なさは、現実味をもって伝わってきますが、どこがファンタジーのような軽さというか優しさがあります。
とても好きになったので感想を書きました。

プージェー
（監督：山田和也／日本／２００６年／１１０分）
日時：６月８日（金）１９：００
場所：須崎市立文化会館
主催：須崎市立文化会館

●お話と見所
探検家（写真家？）関谷吉晴がプージェーと出逢ったとき、彼女は６歳。関谷が彼女とその家族を追った５年間で、モンゴルの遊牧民事情はどのように変化したのでしょう。関谷と一家の交流の物語にもなっていそうなドキュメンタリー。
監督は須崎市出身だそうです。
５年間つきっきりだったわけじゃないでしょうから、モンゴルに行くたび大草原のどこにいるか探すことになるのでは？案外ケータイとかで連絡を取れたのでしょうか？

鉄コン筋クリート
（監督：マイケル・アリアス／日本／２００６年／１１１分）
日時：６月１２日（火）１３：２０／１５：３０／１７：４０／１９：５０
場所：高知県立美術館ホール
主催：ＭＯＶＩＥ ＪＵＮＫＹ

●お話
チラシより「義理と人情とヤクザの"地獄"の街<宝町>。そこを根城として自由に飛び回る<ネコ>と呼ばれる２人の少年、クロとシロ。ずっと変わらなくみえた宝町に、再開発という名目の不穏な動きが見え始める。」
クロは黒でシロは白。二人で一人みたいな。二人だけで巨大な相手と戦うみたいな。そんなお話。

●見所予想
松本大洋の原作マンガは、とても面白かったです。でも、一気読みしたから忘れてしまって（とほほ）。ちゃんと見るぞー！

ヘンダーソン夫人の贈り物
（監督：スティーブン・フリアーズ／イギリス／２００５年／１０３分）
日時：６月１５日（金）１３：３０／１５：３０／１７：３０／１９：３０
場所：高知県立美術館ホール
主催：シネマ・サンライズ

●お話
チラシより「イギリスで初めて"ヌードレビュー"を登場させたウィンドミル劇場。そのオーナーであるローラ・ヘンダーソンと支配人ヴィヴィアン・ヴァンダム、そして勇気を奮って衣装を脱ぎ捨てたウィンドミル・ガールズの奮闘を描いた、大人のためのエンタテインメント！」

●見所予想
１９３７年（第二次世界大戦前夜）のことだからヌードレビューなんて狂気の沙汰という時代。結構無謀な計画だったと思いますが、ヘンダーソン夫人（ジュディ・デンチ）はなぜそんなことをしようと思ったのか。また、当時の反響はどんなもんだったか。そして、支配人ヴァンダム（ボブ・ホスキンス）との二人三脚ぶりはいかがなものか。当時のロンドンの町並みなど見所満載。

リトル・ミス・サンシャイン（２本立て）
（監督：ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス／アメリカ／２００６年／１００分）
日時：６月２１日（木）〜２２日（金）１２：５０／１６：２５／１９：５５
場所：高知市文化プラザ　かるぽーと
主催：市民映画会運営委員会、財団法人高知市文化振興事業団

●お話
個性的な人物ぞろいのフーヴァー一家が、アリゾナからカリフォルニアまでワゴン車で旅をするロードムービー。（予告編を見たときは、各人があまりにも個性的で家族とは思えませんでした。バラバラの他人同士が同じ車で旅するうちに絆が結ばれるという話に見えたもの。）

●見所予想
とにかくユニークなキャラクターを楽しめると思います。各人各様、まとまりなし。そんな一家が、車で旅するうち一体感を持つようになるのが感動のしどころでしょうか。グレック・キニア、トニ・コレット、そして、アカデミー賞助演男優賞受賞のアラン・アーキン出演。

オーロラ
（監督：ニルス・タヴェルニエ／フランス／２００６年／９６分）
日時：６月２１日（木）〜２２日（金）１４：４０／１８：１５
場所：高知市文化プラザ　かるぽーと
主催：市民映画会運営委員会、財団法人高知市文化振興事業団

●お話
踊ることを禁じられた国に生まれたオーロラ姫。隣国の王子と政略結婚をさせられそうになります。でも、オーロラは踊りたいし、恋する人もおりまして。ところが、彼女の恋する人は罠にかかり処刑されることに・・・・・！

●見所予想
もちろん、パリ・オペラ座バレエ団の全面協力により、ニコラ・ルリッシュ、カデル・ベラルビ、マリ＝アニエス・ジロの三エトワールを初めとするダンサーの出演を得て、ダンスはばっちり（にちがいない）。