■カレンダー＞３月

シッコ
（監督：マイケル・ムーア／アメリカ／２００７年／１２３分）
日時：３月２日（日）１０：３０／１３：００／１５：３０／１８：００
場所：自由民権記念館　民権ホール
主催：高知保険医協会

●お話
公的な医療保険制度のないアメリカでは、個人で医療保険を掛けている人、いない人と様々です。このドキュメンタリーは、医療保険を掛けているにもかかわらず保険金をもらえなかったりするのはなぜか、カメラで追いかけ謎を解きます。

●見所
イギリス、フランス、キューバの医療保険制度を垣間見れるのが面白かったです。日本の現状がアメリカに近づいていることが怖いですね、怖いですね〜。

おきゃくで星空映画館
日時：３月７日（金）１８：３０
場所：はりまや橋商店街アーケード
主催：ＮＰＯこうちコミュニティシネマ
無料！

●見所予想
「土佐のおきゃく」という観光開きのイベントにこうちコミュニティシネマが参加・協力している星空映画館（アーケードに設営したスクリーンにて上映）は、一昨年『鴛鴦歌合戦』、昨年『王子と踊り子』を上映し、今年は早第３回目となります。
今年は、高知県在住の外国人が「高知の中のＪＡＰＡＮ」をテーマに作成したビデオなどを上映するとのことで、１本２１０秒という制約で作られたビデオ（スライドショー式のものもあり）に、外国人が見た日本の高知がどのように映し出されるか楽しみですね。カフェや軽食もあるそうな。

僕のピアノコンチェルト
（監督：フレディ・Ｍ・ムーラー／スイス／２００６年／１２１分）
日時：３月１９日（水）１３：２０／１５：３０／１７：４０／１９：５０
場所：高知県立美術館ホール
主催：シネマ・サンライズ

●お話
ピアノと数学の天才少年の悩みと、その祖父との心温まる交流の物語。

●見所予想
お話自体もよさそうですが、主人公の少年を演じたテオ・ゲオルギューのピアノのお手前も楽しみです。ローマ交際映画祭、シカゴ国際映画祭、ＡＦＩ Ｆｅｓｔ、ストラスブルグ映画祭で、観客賞受賞。２００７年のスイス映画賞最優秀作品賞受賞。
監督は『山の焚火』のフレディ・Ｍ・ムーラー。『山の焚火』はすごくよかったです。少年のお祖父さんにはブルーノ・ガンツが扮します。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
（監督：吉田大八／日本／２００７年／１１２分）
日時：３月２０日（木・祝）１１：００／１３：３０／１６：００／１８：３０
場所：自由民権記念館　民権ホール
主催：とさりゅう・ピクチャーズ

●お話
チラシの惹句の「可笑しくて壮絶な姉妹バトルが今幕をあける！」と言うわけで、帰省した超ユニークな姉（佐藤江梨子）と面白すぎる姉を題材に漫画を描きたくてたまらない妹（佐津川愛美）を主軸に、板ばさみになる兄（永瀬正敏）とお人好しな兄嫁（永作博美）を交え、かなり笑える作品となっていることでしょう。

●見所予想
『銀色のシーズン』で脇役ながら抜群の存在感を見せた佐藤江梨子のぶっとび主演ぶりが楽しみです。お茶屋はブラック・コメディのつもりで観に行くけれど、実際どんなもんでしょうねぇ。キネ旬ベストテン第１０位の作品です。

地球交響曲ガイアシンフォニー第三番
（監督：龍村仁／日本／１９９７年／？分）
日時：３月２０日（木・祝）１３：３０／１８：３０
場所：高知県立美術館ホール
主催：高知ガイアプロジェクト実行委員会

●見所予想
映画市民講座（？）では、亡くなった講師の講義を受けれるんです。大自然を撮り続けた写真家星野道夫がその一人。あとの人はご存命のようですけど、フリーマン・ダイソン（宇宙物理学者）、ナイノア・トンプソン（カヌー航海者）が講師です。

やわらかい手
（監督：サム・ガルバルスキ／ベルギー、ルクセンブルグ、イギリス、ドイツ、フランス／２００７年／１０３分）
日時：３月２５日（火）１３：４０／１５：４０／１７：４０／１９：４０
場所：高知県立美術館ホール
主催：ＮＰＯこうちコミュニティシネマ

●お話
主婦マギー（マリアンヌ・フェイスフル）は、最愛の孫の手術費用を工面するためアルバイトを始めました。そのアルバイトとは・・・・・・。１８歳未満は禁止です〜。

●見所予想
アルバイトが主人公に及ぼす影響や如何に！？くすんだ生活がバラ色になる、そういう作品かなぁと予想しています。ロンドンの性風俗やイギリスの医療事情（『シッコ』では医療費いらずという面が強調されていましたゾ）を垣間見るのも見所の一つと思います。